なんどかお知らせ記事を書いていますが、最後追い込み期間にもなってきますので、再度お知らせです。
子宮頸がんのワクチンのキャッチアップ接種についてです。
子宮頸がんワクチンの定期接種の対象であった期間に接種機会を逃してしまった方や接種を完了していない女性は「キャッチアップ接種」として、
公費(原則自己負担はありません)で接種をすることができます。
1997年4月2日 から 2008年4月1日 生まれ(16-27歳)の女性
が対象者です。また、この年齢のお子さんがいらっしゃる方、お孫さんがいらっしゃる方はぜひご本人に教えて、勧めてあげてください。
20-30歳代の女性の癌の中で最も多いのが子宮頸がんです。
日本国内では年間約10000人が新たに子宮頸がんと診断をされ、約3000人が命を落としています。
子宮頸がんは 95%以上が、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの持続感染が原因となります。
子宮頸がんは予防ができる癌と言われます。HPVワクチン接種と 定期的な子宮頸がん検診 で予防をしていくことが大切です。
キャッチアップ接種が可能な期間は2025年3月までです。
一般的なワクチンスケジュールでは 初回から 最後3回目の接種が終了するまでに6か月の期間が必要です。
3月までに公費で終了するためには少なくとも、9月には1回目の接種をスタートする必要があります。
私は少し余裕をもって、夏休みにでも接種が始められるのがベストではないかと思います。
周囲に対象となる年齢の女性がいらっしゃるようでしたら、ぜひ声をかけてあげてほしいと思います。