秋らしい空気が感じられ、コロナワクチンの接種を進めている途中ではありますが、季節性インフルエンザワクチンに関しても気になる季節になりました。
例年、10月初旬からインフルエンザワクチン接種を始めますが、今年はコロナワクチンとオーバーラップしてしまいそうです。
最近連絡があったのですが、今年は昨シーズンに比べて季節性インフルエンザワクチンの供給量が去年の約8割程度に予定だそうです。また、時期的にも始まりの10月供給量は少なく、供給時期は12月中旬までずれ込む見込みとのことでした。
昨シーズンのインフルエンザ患者さんは全国的にも皆無と言って良いほどでした。
しかし、同様に少なかった子供のRSウイルス感染などは時期がずれて爆発的な広がりがありましたし、今シーズンのインフルエンザに関しても油断はできない状況と思います。
例年摂取されている方は、今年も時期を見て接種が好ましいと思います。
基礎疾患がある方はぜひ接種をしておいた方が良いのではないかと考えています。
また、コロナワクチン接種対象でない12歳以下のお子さんも可能な範囲でワクチン接種を推奨します。
新型コロナウイルスのワクチンからは現時点では前後2週間の間隔を開ける必要があるとされています。今後変更になる可能性もありますが、10月のインフルエンザワクチンの時期が近づいてきていますので、その辺りも含めてスケジュールを立ててみてください。
参考になれば嬉しいです。
加東市 青山医院
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