地元の農産物直売所にはよく行きます。
昔からとても好きです。朝のとれたての野菜や珍しいお野菜が並んでいて重宝します。
今朝も幼稚園の送りの帰りに直売所を除いてきました。
白菜・大根・チンゲン菜・水菜などと並んで、春菊が青々とおいしそうでしたので、購入しました。
春菊の旬は今です。春に花が咲くので、春という名前がついていますが、11月から3月ごろが旬の食材です。ちょうど寒いこの時期が一番おいしくて、葉色の濃い、みずみずしいものが新鮮です。
春菊はβカロテンが豊富で緑黄色野菜に分類されます。βカロテンは体内でビタミンAに代わり、ビタミンAの働きをします。
ビタミンA(レチノール)は皮膚や粘膜を作るときに必要な必須栄養素です。
そのほかに、骨や歯を丈夫にするカルシウムが豊富であったり、鉄分が豊富であったり。美容と健康に効果的な成分がたくさん含まれています。
また、春菊の独特の香り。苦手な人もいますか?
この香りには胃腸の働きを整えて動きを活発にしたり、のどの炎症を抑える働きがあるといわれているようです。
おなかの調子を整えたり、休ませたりするときにも適量の春菊はぴったりのようです。
年中、季節のものではない食材が出回る昨今ですが、旬の食材はその季節に必要な栄養素が豊富に含まれていることが多く、積極的に取りたいです。
春菊は鍋でもよし サラダでもよし、炒めてもよし
今日は簡単に胡麻和えにしました。皆様もぜひ旬の食材を食卓に取り入れてみてください。
加東市 青山医院
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