兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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「よもぎ」の健康効果

2022年04月22日 | 旬の食材

春になり、あちこちの路地や空き地、野原、河原などでよもぎが新しい葉をつけているのを目にします。

子供たちが通う小学校・幼稚園への道端にもよもぎが茂っていて、男の子がよもぎボール?を作って投げ合っているのを見かけました。なんでもおもちゃになって、楽しそうですね。よもぎの匂いがすごかったです。

よもぎは荒地でも繁殖する非常に強い生命力があります。

昔の人はそんなよもぎを薬草としても利用していました。

現在でもよもぎは「ハーブの女王」と呼ばれて、意外なほど多くの場面で利用されています。

 

 

よもぎに含まれる成分のうち、もっとも代表的なものは「クロロフィル」です。「葉緑素」として知られる色素で植物が緑色をしているのはクロロフィルによります。クロロフィルは食物繊維の5000分の1ほどの小さなものなので、腸の隅々にいきわたり、腸の絨毛にのこった有害物質を取り除く効果があるともいわれています。

よもぎは昔から体質改善、特に血液循環の改善によいとされてきました。よもぎの成分を調べてみると、よもぎによってもたらされるデトックス(有害物質の排出)効果が身体全体の調子を整え、結果的に体の健康に良い影響を与えるようです。

 

よもぎの使用方法で現在でもよく見るのは「草餅」です。

先日、私もよもぎ餅を頂きました。香りもよく、中の餡との相性も抜群でした。

今津製菓所さんのお餅で よもぎは平尾工務店さんのYogiMoYogi のよもぎだったのですが。

 

その爽やかな口当たりはよもぎのおかげかもしれません。

 

よもぎを使った健康法として、近年女性を中心にブームになっているのが「よもぎ蒸し」です。

よもぎやハーブを煮た時に出る蒸気を利用して、一種のサウナのように利用します。

韓国ではおよそ600年ほど前から民間療法として行われていたようです。ただ、これだけで健康になるわけではないので、上手に取り入れることが大切です。

自分が気持ちいい、好きだな と思って継続できることがいいのかなと思います。

 

旬のものを上手に取り入れて、気持ちも身体も心地よく過ごせるとよいですね。

草餅 大変美味しかったです!


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