新井律子建築設計事務所のブログ

住宅の設計を中心に仕事をしています

雛めぐり

2014年02月28日 | 日記

 雛祭りは女子のすこやかな成長を祈る節句の行事です。和暦(太陰太陽暦)の3月の節句(上巳)である3月3日(現在の4月頃)に行われていましたが、改暦以後は一般的にグレゴリオ暦(新暦)の3月3日に行なれています。
我家もここ数年2月の中頃から飾っています。市松人形もみんな集まりました。

  

市松人形を座らせるため漆塗りの座椅子も買ってきました。一番前の小さな市松人形は母が生まれたときに買ったもので90年以上経ちます。いまのお人形と少し顔立ちが異なります。座敷も賑やかになり、楽しいものです。


近くの旧新川家住宅でも22日から雛飾りが展示されていて行ってきました。たくさんの雛飾りが展示されています。一番奥には江戸から明治初期の頃のお雛様が鎮座されていました。

  

各地の民芸品のお雛様も飾られています。

 
また、旧向井家住宅の座敷でも豪華7段飾り雛や陶雛などたくさんのお雛様が飾られていました。

  
かやぶき民家「旧向井家住宅」は江戸時代の泉南地域の建築様式を残す建物です。その当時の生活様式を後世に伝える貴重な建物として泉佐野市の指定文化財になっています。
両家とも3月9日(日)まで行われています。(ただし旧新川家住宅は月曜日、旧向井家住宅は月曜日・木曜日は休館)

今日、「芝川家のお雛様と美しい船場のいとはん」展を見に行きました。

   

展示されている4階モダンテラスまでの階段には、船場の「いとはん」の写真がたくさん展示されています。当時の暮らしぶりがうかがえます。

  

初めて公開されるのは、六代目当主の又四郎の姪にあたる芝川弥生子・薫姉妹のために大正から昭和の間に揃えられた雛飾りです。

   

  
立派な雛飾りです。3月5日(水)まで展示されていますので、お勧めです。
詳しくは
http://shibakawa-bld.net/story/2014/01/post_119.html

なんだか、いろんなお雛様を見ていると、ほっこりし顔がほころびます。童心に戻れます。楽しい!


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