大型ショッピングモールに来るといつも思う。果たして需要と供給とはなんなのだろうかと。ここに来る者は買い物する目的なんかない、ただ何かありそうだと思いながら、時間潰ししているだけなんだと。こんな低成長時代は無理してまで買う必要のあるモノなんて無い。だからは人はお金を貯め始める。モノの価格は下がり続け、もうちょっと待てば値段は下がると思いながら買い控える。ますます、モノは売れなくなる。企業は収益確保のために経費削減をせざるをえない。こんな悪循環はいつまで続くのだろう。悪循環の中で、庶民の怒りの矛先は、当然のように公務員に向けられる。何もかも知ったような顔をした、テレビタレント上がりの議員、首長たちは、人気取りの為に公務員の給与カットと大声で叫ぶ。国の中で、お金を廻す手立ての一つも考えないで給与カットとはどうなんだろう?この前の震災の時、町役場、市役所の職員は不眠不休で働いていたはずだ。そんなに働いても給与カットとかするのであれば、住民サービス向上なんて普通の感覚であればやる気なんて起きない。人々は人のカネを使うことには平気になり、身銭はビタ一文払いたくない。復興?金があるところが出せばいいじゃん、くらいの稀薄さの蔓延。本当にこのままでいいのだろうか。正義めいたことを呟いてみても、健康保険料、年金、介護保険の算定基準額が残業続きだった給料をもとに算定されるている状態が半年続いている。最近は残業もなくなり、手取りは思いっきり減っているのだが、社会保険料はそのまま天引きされる。こんなことにブツクサ文句を言っている自分も、身銭はビタ一文払いたくないという根性が染み付いている。もっと広義にお金の意味を考えなければな。
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