今週の実家参りは、食料配達の他に軒下の雪よせ。
困ったもので、雪が落ちる方向にFF式ストーブの煙突を出している。おまけに雪止めを屋根に付けていない。そりゃ落としっぱなしになると、煙突は隠れるわなぁ。。
オヤジが脳卒中の後遺症で半身がイマイチになってから毎年の作業。
元気な時を思い出すと、煙突を外に出さずに風徐ベランダみたいにした雪囲いのサッシを少し空けて換気していたような。今考えるとゾッとする。ストーブをFF式に換えた時から、一回も一酸化炭素中毒とか家事にならなくて良かった。
職人のくせに、物事の後先を考えずに作っていた。思い込みが激しくて、一旦思い込むと「俺は世界一だ!」みたいな自信で溢れていた。あの自信はどこから来たのだろうな?
空元気な自信を、妻と子供たちは信じていた。今となっては騙された感が強いよなぁ。
唯一、妻は、認知力が低下していないで、カッコイイ!ままあの世に旅立ったと思っている。仕方無い、認知症カッポーだったのだから。
オヤジのことを廻りからの話から、冷静に分析すれば、なんのことはない、ただハッタリで生きてきたようだ。
だから、同じ町内でハッタリが利く人を酷く毛嫌いしていた。人間なんて、大抵自分と似たヤツを嫌うっていうしな。
年老いて思う。家族子供に何を残して、あの世に旅立てば良いのだろう。昔は住処と考えていたけれど、実際、家を持つと想像以上に維持費ってかかる。つくづくオヤジが残していった家とか。テキトーに作ったもんだから直すには莫大な金が。
オフクロは「養老保険が満期になるから」と云ったものの、途中から掛け金忘れたままで、貸付扱いで受け取り金額は満額の15%くらい。貯蓄ゼロのオフクロの今後を考えれば雀の涙。家の修理なんて出来っこない。
猫に半分占領された家を残すより、返済出来そうな借金を残した方が、まだマシかも知れない。って、借金まみれの自分が言うのはおかしぃが。。。
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