Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

お盆と高校野球

2013-08-14 15:15:35 | 日記
今年は酷暑と多発するゲリラ雷雨の中で盆を迎えた。殆どの人は盆といえば高校野球で、母校でなくても郷土のチームを応援する。今年は東北六県のうち、五県が一回戦を突破した。最後は我が秋田が勝利をすれば、全部一回戦突破となるはずだったが、結果は0-5の完敗。秋田以外が同じ結果という構図は「奥羽列藩同盟」みたいだな、と思ったのは自分だけだろう。秋田藩だけが攻めこまれた「戌辰の役」は、「涙の長岡」「華の会津」のように史実として語られているが、民間人の犠牲者が一番多かった戦いは秋田なのである。南からは当時、日本一の鉄砲を持っていた庄内藩から攻められ、東からは南部藩から攻められた。九州の大村藩から、少年兵の支援があったりしたが、戦い自体があまり知られていない。戦いには勝ったのだが、大した恩恵がなかったことも、同じく知られていない。
今日は68回目の終戦記念日。14日に秋田市の土崎地区が空襲されて、焼け野原になっていた事実も、地元で語り継ぐ者が少なくなっている。「一人を殺せば、殺人者、百人を殺せば英雄」ではなく、兵士、一般人の命も同じ重さなんである。同じような過ちを繰り返してはいけない。辛くて暑い夏があったことを考え、黙祷をしなければなと。

家庭菜園って

2013-08-12 09:12:45 | 日記
梅雨も明けて、夏野菜の収穫時期となった。ここ数日の悪天候続きで心配している家庭菜園オーナーが多かったと思う。
毎年のように、家庭菜園で収穫した野菜が家に届く。しかし、食べたいと思う野菜を貰ったためしはない。少量あればよい種類の野菜だけが届けられる。特に平インゲン豆。
これには参ってしまう。うちは四人家族で特に食が太いわけでもない。そんな家族にスーパーの袋一杯にもらっても、食べきれる訳ではない。この平インゲン豆は、風味が強すぎて、子供たちは敬遠する。何かの料理に混ぜて、姿が解らないようにしても、子供たちは手をつけない。そうこうしているうちに傷んでしまって廃棄。
ああっ、この食物廃棄が問題になっている時代になんてことを。
基本的に、家庭菜園をやっている人の殆どは、食べることは二の次で育てることに楽しさを感じているのか?それとも、ただの暇潰しなのか?食べる目的だけだったら、人にあげても構わない量を毎年作らないような気もするんだが。気が利く人であれば、すぐに食べれるように加工、調理したものをあげると思う。まぁそれは自分の勝手な思いなんだが。
さてと、この平インゲン豆、どう処理しようか。他人にあげても、あまり喜ばれる野菜でもないしな。

十年に一度、千年に一度、今までに経験したことのない・・・・

2013-08-10 12:10:56 | 日記
9日の朝から、県内でゲリラ雷雨が降り、大きな災害をもたらした。仙北市では土砂崩れが発生し犠牲者も出た。県北では床上、床下浸水でかなりの被害がでた模様てある。ネットを含めた情報には必ず「今までに経験したことのない」がつけられていた。
しかし、「今までに経験したことのない」という、形容で何に備えればいいのかわからない。気象庁は警報発令の形容として、加えて報道発表していると思うが、どのような影響があるのか一般人には理解出来ない。今回、災害に見舞われた地域は、それこそ、雨の被害に無縁であったと思う。所謂、「想定外」ということで片付けるのは簡単だ。人間は今まであまりにも、自然の脅威に蓋をしてきたのかもしれない。科学という呪文を唱えすぎたのかも知れない。呪文を唱えても、地震警報の誤報だって出してしまう。「地球温暖化の影響」「巨大地震の前触れで活断層活発化による地面からの熱放出量の増加」とか、いろいろ言われている。さて、本当はどうなんだろう。地球しか真実は知らない。
「天は雨を誰にでも平等に降らす」と言っていたが、本当はそうではないらしい。本当は誰にでも、平等に与えられるものは「時間」しかないんだな。

アクアスロンデビュー

2013-08-05 16:25:43 | 日記

8月4日、はまゆり釜石アクアスロンへ参加。個人136名、リレー12チームがエントリーしていた。タイミング良く梅雨明けとなったが、雨続きでコンディションは水温18℃、気温25℃という夏にしては低めで、とても心配なレース開始となった。若干波も高めで、ビーチに平行な直線350mを四往復というコースレイアウトも結構キツイものとなった。地震発生時の避難対策としてのレイアウトなので仕方がないこと。低水温、高めの波で8名くらいリタイアしたようだった。二往復目で平泳ぎをしていた参加者はやっぱリタイアしたのかな。
トランジッションはトライアスロンと違い、一回しかないので、妙に焦ってしまった。上着を替えたのだが、水を良くふかなかったので着ることに手間取った。何とかランに移る。10人ほどに抜かれた。仕方がない今の自分のランのレベルではなぁ。一応、目標にしていた40分台を出すことが出来た。閉会式直前に震度4の地震があり、一斉にエリアメールが鳴った時は流石に焦った。
帰りは今回の参加記念に、今回のアクアスロン大会の缶バッチを購入「来年はアクアスロンやりませんから。」と販売者から言われた。来年は、真剣にトライアスロンを復活させる気なのだなと。ただ今回の競技関連のボランティアスタッフの数を考えれば、どうなるのかなと不安がある。確かに先月までに参加したレースでは、高校生が沢山いた。高校生が代々ボランティアスタッフとして参加している文化が継続されていれば、楽なのだろう。そういう、高校生ボランティアがなく、地域住民の協力だけという形では、被災地という状況からして限りがあると思うが、震災から二年でアクアスロンの開催まで、持ってきた熱意には驚く。きっとセカンドウィンドは吹くはず。来年も、トライアスロンが復活しても、アクアスロンが継続しても参加する。参加することで、少しでも被災地支援になるのであれば。

遠野市より

2013-08-03 18:56:21 | 日記

今日は明日の釜石はまゆりアクアスロンに参加するため、遠野市へ前泊。会場まで、ここから一時間くらいかかってしまう。しかし、釜石の宿は少ないようなのでタイミングが悪ければ、遠野市になってしまう。ここは、震災二ヶ月後に仕事で一週間ほど滞在した思い出が沢山詰まった場所でもある。クロススポーツは前からリレーで参加していたが、ここで仕事をしてから、トライアスロンの会場であった海岸付近の惨状を見てから、「いつか、復旧した会場でリレー種目ではなく、一人で最後まで競技をしたい。」と強い思いが沸き上がった。昨年は、オープンウォーターのみだったが、今年はランも加わり、少しづつ歩み始めているようだ。昨年の開会式での主催者挨拶で「セカンドウィンドは、トライアスロンの競技者は感じたことがあると思います。ここは震災という、苦しいことがありましたが、絶対、セカンドウィンドは吹くと信じて、諦めません。」が心に響いた。セカンドウィンドは、運と同じく、練習、仕事を真面目にやった人にしか吹かないような気がする。
さて、明日はセカンドウィンドが吹くまで、体が辛くなるのか、それともゆるーりゴールが出来るのか、どうだろうか?