最近、「住まいの健康診断」の仕事で木造2階建て戸建住宅の雨漏りの原因推測を行いました。
1階和室の押入に雨漏りしていて、押入の上はルーフバルコニー。ルーフバルコニーの排水口の不具合が雨漏りの原因ではないかと推測しました。
推測するための元情報は現場の観察、推測の方法は図化することです。推測が正しいことを確かめるには、その場所に水を吹付けてみる必要がありますが、今回は診断だけの仕事なので推測した結果をお客さんに説明して終わりです。
今回は比較的原因の推測がしやすかったですが、原因が分かりにくいこともあります。そんなときは、「いつ」、「どこから」、「どのように」雨漏りしたかの記録があると、原因を推測しやすいです。特に、「いつ」が記録してあると、どのような気象条件のときに雨漏りしたか、近くのアメダスのデータで確認できます。
雨漏りで困っている方は、「いつ」、「どこから」、「どのように」雨漏りしたか記録をとると、専門家に依頼するときにいいですよ。