今日は下小屋に行ってきました。
丸太の刻みがどんどん進んでいました。丸太同士が重なりあう部分は、型板を起こしてそれをあてながらの刻みです。丸太は太く重く、刻みの線もまっすぐではないので大変です。大工さんは「こんなしっかりして重い材料使って、基礎は大丈夫かな。。」と言っていました。「大丈夫!」と答えましたが、鉄筋コンクリートの基礎が心配になってしまうくらい、沢山のしっかりした材料を使っているという大工さんの実感なんだなと思いました。
丸太の刻みも佳境にはいり、棟梁は角梁の墨付けに入っていました。追掛大栓継の部分は写真のような型板を使って墨付けします。追掛大栓継といっても、込栓(15~18mm角程度)をつかうのが一般的なようです。しかし今回、棟梁は大栓(30mm角程度)の墨付けをしていました。修行時代に教わった内容により、違ったやりかたになるのだなと思いました。
他に建て方の現場がありましたが、いい写真が撮れなかったので、又明日記事を書きます。