びわ湖等との制作のオペラ今年は、「さまよえるオランダ人」。12年の「タンホイザー」と同じくハンペの演出。
プロジェクションマッピングによる舞台は眼を瞠るが、そこまで。「タンホイザー」同様いたって真っ当なものだったと思う。
幽霊船の船員はお愛嬌といったところか(サヴァリッシュの映画を思い出した)?
冒頭からわかりやすく、ありふれたオチはいただけない。
作品の好みということもおおいに影響しているのだが、声楽陣、オケともにどこかしっくこない。
エリックと舵手は逆だと思い込んでいたが違和感はあまり感じられなかった。