おはようございます!あるくべきのふみです!大雨ですね。こうなると本当に外出できませんが、家の中でしっかり動いたり骨盤体操などをして動き氷冷しましょう♪
日常的な骨のズレは歩くとほぼほぼ治っていきますが、やっかいなのは、外傷です。尻餅をついた、転倒したってだけでも外傷です。よく「転けたけど、大丈夫です。」とその時痛みがなければ大丈夫と言う人が多いのですが、そんなわけありません。体に衝撃があり、関節が微細にでもズレていれば、それは外傷なのです。その時転けたことなど忘れた頃に、別の痛みが発生したりします。
転倒でそれなので、交通事故などだと、さらに物凄い衝撃の外傷になります。もちろんこれは、痛み等が顕著で、自分の不調が明確な場合も多いです。しかし、病院では「レントゲンでは異常ないです」とあまりきちんと説明されず、投薬治療で「様子を見ましょう」と言われる事が多いのも事実です。
そうなると、辛くて仕事(家事含む)に集中できないのに、あまり周囲の人からは理解されないというケースも出てきます。
交通事故で最も多く、つらい症状なのがむち打ち症・頚部捻挫です。事故の外力により頭部が激しくムチのように前後に振られた時、頚椎や周辺の筋肉・支持組織が損傷を受けて起こる諸症状と説明されます。
むち打ち症の中で最も多い症状が、首~肩(時に腕全体)の痛み・鈍重感・シビレです。頭痛・吐き気・目まい、広範囲な背中の痛み・張り感等 が出ることも多くあります。
むち打ち症状の原因は、首が前後に大きく揺さぶられる「むち打ち動作」ではなく、その前の動きにあると考えられます。
本当の原因は『衝突時の瞬間衝撃(初期インパクト)』による、第一頚椎と第二頚椎のわずかな位置の異常(ズレ)こそが最大の要因です。前後に揺れるむち打ち動作は、症状を重くする二次的要因と考えられます。
そして、1度外傷を受けると、体はその外傷を記憶します。ものすごい古い傷も体は覚えているので、その時正しい位置で治っていなければ、ふとした時に痛みが出たりします。昔の傷も台風などの外気の影響で関節が緩むと、出てきたりするのです。
外からの外力で骨がズレると、歩くだけでは治せません。治すのならば手技が必要になってきます。
顔の傾きを見るだけでも症状が少し分かります。症状を重くする条件に『顎関節のバランス異常』もあるので、調整が必要になります。もちろんですが、首が悪いからと言って、首周辺のみを調整しても改善しません。まずは、土台である骨盤を正しい位置に調整した上で、頸椎を調整する必要があります。
体全体のバランスを整えて、はじめて事故の辛い症状が軽減されていきます。きちんと治せば、事故前の肩こりまで治ることも多いです。
体に衝撃があった場合は、痛みの有無に関係なく用心すべきです。近くに、手技で治せる人がいなければ、まずはこまめに氷冷するところから始めてみてください。