
唐紙(からかみ)とは、中国より輸入した美術紙のことで、平安時代から日本でもつくられています。
わかりやすく言えば高級な版画のようなもので、現在は、襖、障子、壁紙などに使われています。
一番簡単に唐紙を見れるのは時代劇。
和蝋燭の光でぼんやり浮かぶ襖の模様に是非注目してみてください。
唐紙の絵の具である雲母(きら)は、普通ウンモと呼ばれる鉱物で、その粉末を顔料に使います。
光にあたるとキラキラして、とても綺麗で情緒があります。
そんな唐紙が昔からすごく好きなので、我が家の襖は奮発して唐紙にしました。

一枚が二万円ほどで計8枚なので、紙だけに16万かかってる…。家の中では最高の贅沢。

アップ。
シダ模様。庭に同じシダがたくさん生えるから、シダに決めました。


残った襖の唐紙はもったいないので、フォトフレームに入れて飾っています。


様々な種類の葉書き。これなら気楽に買える値段です(でも葉書きにしては高いよ!)。

