asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

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近ごろ、更新を怠っています。コメントへの返事が遅くなります。どうぞ、ご了承ください。

徒然草第38段

2016-07-16 22:06:19 | 日記
  名利につかはれて、閑かなるいとまもなく、

  一生を苦しむこそ愚かなれ。

  財(たから)多ければ身を守るにまどし。

  害(がい)を買い累(わづらひ)を招くなかだちなり。

  身の後には金(こがね)をして北斗を支ふとも、人のためにぞ煩はるべき。

  愚かなる人の目を喜ばしむる楽しみ、またあぢきなし。

  大いなる車、肥えたる馬、金玉の飾も、心あらん人は、

  うたておろかなりとぞ見るべき。

  金(こがね)は山に捨て、玉(ぎょく)は淵に投ぐべし。

  利に惑ふは、すぐれて愚かなる人なり。


以上、徒然草第38段の全文を記載した。


名誉利得を追求して、使役されて、心静かな暇もなく、一生を苦しめることこそ、ばからしい。

とはなんとにも辛辣である。

とは言うものの、言いえて妙。

財産はわざわざ危害を招き、面倒を招く厄介物だ。

大きな車とは、太った馬とか、黄金や珠玉の飾りとかいうものも、

物の道理をわきまえているであろう人は、「ああいやな、ばかなことだ」ときっと見るであろう。

大きな車も、太った馬も、黄金や珠玉も、経済が循環になって有益なこともある。

黄金は山に捨て、珠玉は淵に投げるのがよろしい。

とは言っても、兼好さん、凡人の私には難しいこと。

利欲に心が迷うのは、きわめて愚かな人である。

言いますね辛辣批評の、兼好さん。

修行が足りない私には、厳しい言葉だね。

今しばらく、利得に心を尽くしたいと思うんだけど。

黄金を寄付や義援金などに有効活用してもらうために。

脳に汗かく努力をしたいと思う。

不愉快に思わないでね、兼好さん。

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老犬の命

2016-07-16 13:56:07 | 日記
眼科医の待合室で、

NHKテレビ「目撃!日本列島「“老犬ホスピス” いのちを看取(みと)る」

を見た。

年間400犬がガスで殺される場面に悲哀を感じた。

13歳の老犬が自然死する場面では、犬の一生を考えた。

8歳から10歳と思われる我が家の愛犬花と重なるところもあった。

長生きして欲しいと願う。
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身の程を知る

2016-07-16 09:47:20 | 日記
僧侶でエッセイストでもある高田都耶子さんの

『後生大事に~父・高田好胤の教え~』は、

再放送を含め4度聞いた。

何度聞いても、面白い。

「生きている時に積むのは徳ですよ」と

「後生大事に身の程を知れ」のお言葉が印象に残った。

特に、大根屋しょうえもんさんの「世間様に何かあったら、ポンと私財を提供した」お話

には感銘を受けた。

自分も世間様に何か遭った時には、

自身の身の丈に合った金額で私財を提供できたらと思った。


今、NHKのホームページから文化講演会に行くと、

今年4月からの放送がストリーミングで聞ける。

メモした字が読みづらい箇所があり、確認のため再度聞きたいと思う。

ストリーミングは有難いね。
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