愛犬・花が亡くなって、『花の思い出』を執筆してきた。
ざっと走り書きして36枚書いた。推敲を全くしていない雑文である。
花が亡くなる11月10日から13日当日の様子、玄関で寝かせていた14・15の両日。その後の自分の気持ちなどを、24~34のところで思いのまま書き綴った。
36枚目の最後の文章は、愛犬への哀悼の意を込めて思いを少し述べ『花の思い出』を完了とした。
花ちゃんへ。
お前は本当にいい子だった。お前のような子には二度と巡り会えないだろう。世界で一番、いい子だった。
たくさんの思い出を有難う。楽しかった記憶をいつまでも忘れないでいるよ。
今でも毎朝、玄関のお前が居た場所へ、りんごをお供えしている。
「おはよう、花。元気か?お前の大好きなりんごだぞ。さあ、お食べ。ゆっくり食べろよ。慌てなくていいぞ。急いで食べることはない、落ち着いて食べろよ。よしよし、全部食べたな。長生きしろよ!」
そう呼びかけている。話しかけても、当然何の返事もない。シーンと静まり返ったままだ。
しかし、今でも、花が勢いよくガブついている姿が浮かんでくる。花の魂がまだそこで生きているようだ。お前はそうして永遠に生き続けるだろう。僕の心の中で。
とりあえず、完。
、として筆を擱いた。
愛犬・花に捧げる思い出の記は、これにてひとまず終了とする。