お墓参りに行くお寺さんで、朝の目覚めの法話会が行われました。
朝5時半からお務めがあり、6時半から法話が始まりました。
「天は二物を与えず」の言葉の解釈。
一般的な説明の他に、不足な物は努力することが求められているとの事。
徳川家康の訓話 「勝つことばかり知りて、負くることを知らざれば、害その身に至る」について、
「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとしいそぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし心に望みおこらば困窮したる時を思いだすべし。
堪忍は無事長久の基いかりは敵と思え。
勝つことばかりして負くることを知らざれば害その身に至る。
己を責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
難病に罹っている少年の詩、
など、心に沁みるお話でした。
ご住職様、有難うございました。