映写会にて『嵐が丘』を観賞した。
今までで一番観客が多かった。
今日まで出来る限り訳本を読み進めていた。
まだ13章までしか読んでいないが、巧妙な文章に引き付けられる。
集英社・永川玲二氏の翻訳本。
永川氏の注釈によると、
作者エミリー・ブロンテが死去した同年に刊行された初版本を基にした最新版を底本に翻訳したと言う。
英国で出版されているもののほとんどは、エミリー死去後、姉のシャーロット・ブロンテが手を加え、誤植の訂正から、パラグラフの切り方、句読点、そして、内容にまでかなりの異同があるとの事。
映画も興味深く心を揺さぶられた。
名作をじっくり味わえて、よかった。