白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

シャボン玉ショー♪

2009-08-29 21:48:01 | 介護の仕事
今日の昼食タイム、急遽別棟デイへヘルプに行きました。

新規利用のM夫さんという方が、それはそれは大変な方だそうで・・・。
足腰ピンシャン!
一見全く普通のおっちゃんという感じ。

年齢は聞いていませんが、おそらく70代前半の若さ。
で・・・・・かなり進んだ認知症だそうで。

とにかく、デイにお連れするのに一苦労。
昼食摂っていただくのに一苦労。
目を離したら一瞬で外へ出て行っちゃうでしょうね。。
帰宅願望最強

でもおしゃべりが大好きな陽気な方なので、話題がある間はOK
一瞬でも途切れると
『じゃあ!母ちゃんに怒られるで帰りマッサ~』と帽子を被り・・・・目は外

職員が交替で必死でつなぎ止める!
という個別対応をするので、他の利用者さんの見守りお願い!という事でヘルプマンだったわけです。

私はデイルームに行きそびれた5人の利用者さんと一緒に食堂でおしゃべり。

そこへ、今日出勤のRさんの娘ちゃんAちゃんが来てくれました。(小学5年生)

バツイチ子連れのRさんは、夏休みや日曜日など子供さんを連れて仕事に来始め早3年目。
Aちゃんは、とっても気の利く介護士の卵ちゃんなのです。
耳の遠い利用者さんの通訳をしてくれたり・・・
折り紙を一緒に折ったり・・・
ゲームを盛り上げてくれたり・・・
食事の配膳や片づけ・・・
ここに手を貸して欲しい・・・という場面にさりげなく現れ、さりげなく手伝ってくれて・・・・・・最高のボランティアさん。

テレビや遊び道具のあるデイルームに行けなくなってしまった退屈そうな5人衆を見ている内に
『そうだ!』
と庭に走って行き・・・・・・・

シャボン玉を吹き始めました。

食堂の大きな窓から見えるシャボン玉は

虹色に光ったり・・・
ピンクや紫色に輝いたり・・・・
それはそれは美しい

皆さん大喜び
拍手喝采。

素敵なショーを見ているようでした。

Aちゃんと利用者さんの心の交流。
とても温かい気持ちになれた午後でした