ずっと読みたいな~と思っていた本、図書館はいつも貸し出し中
予約すれば確実に順番は回ってくるのですが
ズラリ並ぶ本棚から見つけたい
あ・・・あった!瞬間のときめきが欲しいのです
普段の暮らしの中でおよそ《こだわり》というものがない私の、本に対する小さな《こだわり》
書店では何度も見かけるので、手に取ってみましたが
何となく買ってまで読む本ではないな~(ごめんなさい)と思って、またそのまま
本棚へ。。。
《桐島 部活、やめるってよ》 朝井 リョウ著
を読みました
想像してたよりずっと良かった。
清々しかったり
せつなかったり
うんうんと頷いたり
とっても胸がキュンとなる小説でした
買って手元に置いておきたいような気分になる。
心は皆ピュアなんだな。。。
胸の前でしっかり抱きしめたくなります
その心を・・・・。
物語の中で・・・・・
思った事をそのまま言えるのが大人なのか
我慢することが出来るのが大人なのか
わからない・・・・
と考えるシーン
カッコイイ男の子とかわいい女の子という振り分けしかできなくて
そんな括りの中で上位に入れなかったら、高校生活はオシマイだ。
そう思っている彼女をちょっとかわいそう・・って思う彼
自分だって同じなのに・・・という自嘲
ホントだね
真っ直ぐな17歳は少しずつ大人の心が芽生え始めて
カッコイイと思っていたことは、実はどうでもいいことで
ダサイ!うぜー!と吐き捨てていた自分が格好悪い事に気づき始める
面白かったのはタイトルの桐島君は登場しないこと
想像をうんとかき立てられます
ネタばれしちゃったじゃん!
って新聞の広告欄を見て
どんな話なんだろうって
思ってましたが
うぅ~ん
読むべきか否か(苦笑)
高校生の頃のような我武者羅な根性が
欲しい今日この頃・・・(笑)
高校生1人1人がつぶやくような形で書かれていて、最初のページを開くと名前があってそこには桐島君は登場しないという意味です。
開けばわかるので書いてしまったのですが、ごめんなさい。
私はこれを読んで高校生っていいな~と思う反面絶対戻りたくないな~とも思いました。
これも書くとネタバレになっちゃうのでやめときます
でもさ~っと内容を覗いてみたくなったら、私のブクログにどこが気に入ったかが書きましたのでそちらへ。。。
そろそろではないですか?
あっちと・・・・それからこっちも。
大変かと思いますが今年こそ!を祈っておりますよ。