白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

自分で食べるということ

2010-05-19 23:06:51 | 介護の仕事
 以前書いた《食べるのを忘れちゃったの?》 利用者Sさんのその後・・・・・


相変わらず、戦っております^^


私 『Sさんこんにちは』
S 『こんにちは』

私 『何してるの?』
S 『な~んにもしとらん』

ここまでは順調◎◎◎

私 『ご飯食べる?』
S 『食べる』

私 『食べない?』
S 『食べる』

私 『食べて』
S・・・・・・・・・・・・・・・

私 『目を開けて』
目を開けるSさん

私 『ご飯見える?』
S 『見える』

私 『ご飯見て』
S・・・・・・・・・・・・・・・・・・

食べない時のパターンの会話です
言葉をオウム返しにしているだけだったり適当に返事をしている。

最初からやり直し

私 『Sさんこんにちは』
S 『こんにちは』

私 『ご飯食べる?』
S 『食べる』

私『聞こえない!大きい声で言って』
S 『食べる』
私 『え?何て?』
S 『食べる』


大きい声を出してもらう事、出せることがポイントのようです

とにかく、しっかり目を覚ましてもらう
伝える言葉は短く簡単な言葉で
ご飯を食べる!
食べ方を思い出す!

目があらぬ方向を向いている時はまだダメ
スプーンを持たない時もダメです

目がご飯を見るように、私は介助する位置を変えてみたり
指を指してみたりするのだけど・・・・

なかなか手強い

その内他の利用者さんが怒り出す始末(((( ;゜д゜)))アワワワワ
『さっきから大きい声で何回同じ事言ってるんだ!』
叱られちゃいました


でもね、大切なんですよ
自分で食べること

職員は皆、あの手この手で自力摂取を促すわけですが
横で会話を聞いていると面白いのです

『もうええわ!』とSさんが逆ギレする場面あり・・・・

ある時は怒りを抑えて
『食べます』とデスマス調言葉になったり・・・・

『おくれ~』と投げやりになったり

『やかましい!』とマジ切れされたり・・・・

それでも頑張る97歳
そして、絶対負けない私たちなのでした~

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