日曜日の朝6時30分から放送されている『はやく起きた朝は…』を毎週観るのを楽しみにしています。
先日の視聴者からのお便りのコーナーで、この春から小学校の教師になった方からの質問が紹介されました。
すると磯野貴理子さんが、現在トルコ語を習っているとのことで、以前担当していた先生について話をされました。
貴理子さんが教わっていたのは女の先生でしたが、とてもたくさん宿題を出す厳しい先生で、授業の内容がどんどん難しくなってきて、授業中に当てられても答えられない状況が続いていたそうです。
そんなある時、授業中に突然先生が貴理子さんに対して怒り出して、クラス全員の前で叱られて、とても傷ついたそうです。
授業の内容が難しくてよく理解出来ない状況なのに、その先生には貴理子さんが真剣に授業を受けていないと誤解されたのかも知れませんが、それにしても何も皆の前で叱らなくてもよかったのでは?
私が貴理子さんだとしたら、恥ずかしいし情けないし悲しい思いをしたに違いないと思います。
ふと自分の中学時代の家庭科の先生のことを思い出しました。
実は私は手先が不器用で、とりわけ裁縫が大の苦手でした。
中二の授業での裁縫の課題はパジャマ作りでしたが、苦心しながらもやっとの思いで縫い付けたパジャマの袖を見た女性教師に、『あなたの袖付絶対だめです!』を被服室全体に響く大きな声で言われたのです。
確かに私の袖付けは下手くそだし、ずれずれでまずかったのだとは思いますが、それでもクラス全員に聞こえるような声で注意しなくてもよさそうなもの。私も本当に恥ずかしかったし、とても悲しく惨めな気持ちになりました。
このT先生に言われたことは数十年経った今でも鮮明に覚えています。
T先生は当時二十代で、生徒をえこひいきする先生ということで知られていました。
ちなみに、私の下の妹は中学の同級生(H君)と結婚したのですが、H君はどちらかというとイケメンでクラスのリーダー的存在でした。
そんなH君のことがT先生は大のお気に入りで、あからさまにえこひいきをしていたそうです。
皆の前で大恥をかかせたT先生、今どうされているのでしょうか・・・