世界最強のブラジルは、やっぱり強かった
第1セットは、日本のサーブが走りリードしていたものの、中盤以降はブラジルのブロックシステムが機能し、日本はメグを中心にシャットアウトされまくりで、セットを失う結果となってしまった。
第2セット、8-12とリードされた場面でメグに代わり入った隊長・谷口選手が大活躍。
彼女の高速バレーのおかげでチームは波に乗り、このセットは見事日本の粘り勝ち
サーブミスの連発がなければ、もっと楽にセットを取れていたかも・・・
第3セットも1、2セット目同様、序盤まではリードを保っていたものの、遂には頼みのエース・谷口選手がつかまり始め、連続シャットを食らう羽目に・・・
途中坂下選手に交代したのだが、時既に遅し
結局坂下選手投入でも流れを変える事は出来なかったとはいえ、監督はなぜもっと早くメンバーチェンジをしなかったのか、また完全に攻略され決まらなくなってしまった谷口選手に上げ続けた竹下選手にも、非常に疑問を感じた。
第4セットは、日本の6連続失点でスタートするなど、もう完全にブラジルのペースのゲームとなってしまった。
日本にも、シェイラのような、苦しい時にも必ず決めてくれるスーパーエースや、サッサのような、流れを確実に引き寄せてくれるスーパーサブ的選手が一人でもいてくれていたならと、世界最強チームとの力の差を改めて思い知らされた試合だった。