バカにしてました～ブルグミュラー

９日（日）に放映された『題名のない音楽会』のタイトルは、なんと『バカにするなよ！ブルグミュラー』

ピアノを学んだ人なら、必ず一度は弾く『ブルグミュラー２５練習曲』
バイエルを卒業した後（或いはバイエルの終わり頃に併行して）習う曲集なので、初めての発表会で、ブルグミュラーを弾いたという人も多いらしいですね。
ちなみに、妹は『バラード』を弾きました。





ブルグミュラーは、pinokoももちろん弾きましたよ～！
久しぶりに昔使っていた楽譜を引っ張り出してきて、最初の『素直な心』＆『アラベスク』の頁を開いたら、鉛筆、赤鉛筆、黄色鉛筆、青のボールペンでたくさん書き込みされていました。
実は、3つ違いの妹も同じこの楽譜を使ったので、先生が判り易いように色分けして書いて下さっていたようです。

この２５の練習曲集は、どの曲も歌心があって、ドラマチックでカッコ良い曲が揃っているのに、比較的易しいテクニックで弾けてしまうがゆえに、皆ついついバカにしてしまいがちとのことです。
何を隠そう私も、ブルグミュラーは、発表会では必ず出てくる定番の曲だし、誰もが弾くのでつまらないとバカにしてました。

でも、作曲家の宮川彬良氏の解説のおかげで、いかに立体的で音楽の基礎がたくさん詰まっている曲が多いかという事が解かりました。




ブルグミュラーというと、この２５の練習曲があまりにも有名ですが、１８の練習曲も同様に素敵な曲がたくさん載っているんですよね。
『ないしょ話』、『空気の精』、『大雷雨』、『マーチ』等が個人的にお気に入りの曲です。
２５はめったに弾くことはありませんでしたが、１８の方は好きだったので時々弾いていました。