3月14日(土)、東京オペラシティ・コンサートホールにて開催された『東日本大震災 復興支援 チャリティーコンサート~クラシック・エイドVol5~』に行ってきました。
超一流の指揮者、ソリスト、そして福島県立会津学鳳中学校・高等学校の合唱部のメンバーによる混声合唱と、どれもが素晴らしい演奏で感動しました。
混声合唱は、これはもうプロの合唱団のレベルでは?と感じるほど素晴らしいハーモニーでした。
続いて第2部では、ヴァイオリン、声楽家、チェロのソリストたちが演奏を披露。
超豪華な演奏家たちの中でも、特に印象的だったのは、指揮者の小林研一郎さん。
クラシック通なら誰もが知るマエストロ、“炎のコバケン”こと小林研一郎さんは、なんとヴァイオリンと声楽のピアノ伴奏を担当。
偉大な指揮者でありながら、ピアノも演奏されることは知っていましたが、まさかこの日に生演奏が聴けるとは思ってもいなかったので本当に感激しました。
実は、今から11年前になりますが、息子が大学時代に所属していたオーケストラをコバケンさんが指揮して下さったことがあるんですよ~。
曲目は、マーラーの“巨人”
会場は錦糸町の“ティアラこうとう”でしたが、開場とほぼ同時に座席が満席に埋まってしまって驚いたのを覚えています。
大学オケですから、よほど狭いホールでもない限り満席になることはまずないのですが、コバケン指揮のこの定期演奏会だけは特別の大盛況となったようでした。
また演奏会当日のみならず、練習の日も、コバケンさんが指揮するだけでオケの音が劇的に変わる瞬間を、息子は体感したようなことを話していました。
コバケンのカリスマ性は、やはり半端じゃなかったみたいですね。
チャリティーコンサートの最後に、中高生と出演者全員がステージに集結し歌ったアンコールの“ふるさと”は、感動のフィナーレとなりました