女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

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電気もガスもいらない我が家の太陽集熱暖房機の効果はいかに・・・・?

2012年10月28日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

写真は17日(水)の昼ごろ12時半ごろ撮影のものです。

西側隣家は幸いなことにまだ平屋ですので、我が家の西側外壁には午後になると日がよくあたります。

今年の春、太陽集熱暖房機、デンマーク製ソーラーウォーマーというものを

家の西側外壁と東側外壁に実験的に取付してみました。

取付したときの様子はこちらをご覧ください。

3月29日のブログ↓↓

http://blog.goo.ne.jp/assetfor/e/19e5eda50236b4bbc248c88683fa27f7

暖かくなり始めたころに取り付けしたので、効果のほどはこれまで未確認でした。





2階LDの西面の室内側壁です。

白い丸いところから温められた空気が入ってきます。

ファンがついておりますが、太陽光発電もパネル内にはついていて

太陽がその部分にあたるとファンも自動的に回る仕組みになっており、電気は一切ひいておりません。

吹き出し口の温度計をあてて温度を測ってみました。

35.4℃とかなりの高温でうれしくなりました。

こちらは東の道路面。朝 会社への出がけに撮りましたので8時位の撮影。

18日。パネルの下の方に少し白くなっているところが太陽光発電が内蔵されているところ。

ソーラーウォーマーは、パッシブデザインコンペ/技術・製品部門で佳作も受賞↓↓

http://www.ms-matsunaga.jp/solor_warmer/



室内、吹き出し口は33℃。こちらもまずまずです。

暖房機に頼らずこれだけでLDKはいつぐらいまで過ごせるか、しばらく試してみようと思います。

パネルとファン部分の断面です。

欠点といえば、雨や曇りで外が寒くて暖房がほしい時に可動は期待できない。

1階と2階では、1階の方が日の入りも少なく温度も低いので 1階の壁面に本当はつけたいところですが

東京の場合 1階で日当たりのよい外壁面の確保は難しい・・・(我が家も同じ)

新築で付けるならば、2階の日当たりのよい外壁面にパネルはつけて室内をダクト配管し、

温かい空気を1階に送る込めるように最初から作ってあげればそれもよいか、と・・・・・。

とりあえず自分でつけてみての感想は以上です。





それからもちろん屋根には太陽光発電5.2kwついていますよ!

次は太陽熱温水器あたりにチャレンジしてみたいですが、つけるところがありません・・・。

自分のところで電気もつくれて、お湯もつくれて、暖房もできてしまう、日本中どこの家もビルもオフィスも皆そのようにすれば、

「原発はなくてもよい!」と胸を張って言えるようになりますね。皆で頑張りましょう!!


我が家の詳細は、弊社ホームページをどうぞご覧下さい。↓↓

 

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板橋区高島平7丁目/3階建、太陽光発電システム5.1kw設置の様子

2012年09月15日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

ご報告が遅くなりましたが、9月3日に太陽光発電システムの取り付けが終了致しました。


写真は太陽光発電システムのモジュールです。モジュールの裏側の配線がみえております。

3階のバルコニーに仮置きしているところです。





外壁から配線をだし、屋根裏側のパネルの配線とつなぎます。

屋根材は、ガルバリウム鋼板です。デイプロマットⅡです。

軽くて 長持ちしメンテナンスが少なくてすむ屋根材です。砂粒が吹き付けてあります。





配線は 太陽光発電システムのモジュールをのせる架台の下をくぐらせて配線し、各モジュールをつなげてゆきます。






職人さんは屋根の上でも スーイ、スーイと歩き 作業してゆきます。平衡感覚大切です。







軒先から2列目 取付開始です。



2列目取付完了です。



すべてのパネル設置完了です。西面の切妻屋根に5.1kw のりました!

これだけの大容量をのせられるお住まいは、東京ですと屋根面積の関係でなかなかいらっしゃいません。

ゼロエネルギーになるでしょう。







高断熱・高気密 省エネルギー住宅 FP工法(http://www.fp-group.gr.jp/)


太陽光発電5.1kw設置

オーストラリアブリックレンガ貼りの3階建

キッチンパントリーなど収納充実のお住まい

32帖の大空間2階LDK
1階には親世帯のセカンドリビングがある家

耐震等級3

長期優良住宅認定


土地50.51坪・延床62.25坪


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シャープ/太陽光発電から充電できるポータブルリチウムイオン蓄電池を発売

2012年08月11日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

シャープ/ポータブルリチウムイオン蓄電池(JH-AB03) サイト↓↓

http://www.sharp.co.jp/sunvista/product/battery/

 

 

【日刊】新建ハウジング メールニュース 2012.8.10日号

 

●太陽光発電から充電できるポータブル蓄電池

http://www.s-housing.jp/archives/28268

 

●8割が自家発電に関心 マーケティング会社が調査

http://www.s-housing.jp/archives/28274

 

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シャープ、太陽光発電15年保証を開始

2012年06月28日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

シャープホームページ ニュースリリース 6月27日↓↓

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/120627-a.html

日経新聞 住宅サーチ 6月28日 ↓↓

http://sumai.nikkei.co.jp/news/smart/detail/MMSUvg001028062012/

 

テレビ東京 ワールドビジネスサテライト 特集 ↓↓

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_22833/

 

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日産、EVを家庭の蓄電池にするシステム「LEAF TO HOME」を発表

2012年06月01日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

新建新聞 WEBニュース 5月31日付 ↓↓

http://www.s-housing.jp/archives/26019

 

・・・・・・・・同システムを使うことで、車載バッテリーを蓄電池の代わりに使用でき、

電気料金が安くなる夜間の電力や太陽光発電でEVのバッテリーに充電し、

昼間のピーク時間などに家庭へ給電する。

停電時でも家庭に給電することができ、バッテリー容量は24kWhと一般家庭の約2日分の電力を賄う。・・・・・・

 

昨年の暮れに行われたモーターショーで見てきた蓄電池、ついに発売です!

● 日産 LEAF TO HOME

http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/

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住宅に設置された太陽光発電システムの反射光のトラブル

2012年04月26日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

太陽光発電の国の補助金事務局J-PECより

下記のメールが届きました。参考にどうぞご覧ください。

今まで考えもつかなかった問題もでてきています。

以下

 

 

手続代行者各位
【このメールは、御社の提出状況に関わらず、
手続代行業務登録のメールアドレスに一斉配信しております】


太陽光発電システムの反射光トラブルについて


日頃は、太陽光発電普及拡大センターの運営に多大なご支援、ご協力を賜り、
心よりお礼を申し上げます。

過日、報道されていますように、住宅に設置された太陽光発電システムの反射光のト
ラブルにより、システムの撤去を命じる判決がありました。
補助金を受給したシステムに関し、仮に撤去することになりますと、補助金返還の対
象となります。
システムの設置計画を行う際は、下記の太陽光発電協会(JPEA)のホームページ
をご参照の上、このようなトラブルが発生しないように、細心の配慮をお願いいたし
ます。

【太陽光発電協会(JPEA)資料のページ】
http://www.jpea.gr.jp/04doc02.html

「太陽光発電システムの反射光トラブル防止について」(PDF)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/revention_reflection.pdf

内容を必ずご確認のうえ、登録拠点の皆様に周知徹底いただきますようお願いいたし
ます。

※PDFをご覧頂くにはAdobeReader(フリーウェア)が必要です。
古いバージョンの場合、「ファイルが壊れています」と表示される場合が
あります。その場合は、お手数ですが、下記から最新バージョンをダウ
ンロードの上、ご覧ください。
http://get.adobe.com/jp/reader/

【こちらのメールは配信専用アドレスから配信しておりますので、返信いた
だいても対応しかねます】

* * * * * * * * * * * * * * * * *
一般社団法人 太陽光発電協会
東京都港区新橋 2-12-17
新橋I-Nビル 8F
TEL : 03-6268-8544
FAX : 03-6268-8566
e-mail jpea@jpea.gr.jp
* * * * * * * * * * * * * * * * *

 

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再生可能エネルギー全量買い取り制度、太陽光発電買い取り価格42円/kwhの方向

2012年04月23日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

● 日本経済新聞 4月23日付 再生可能エネルギー全量買い取り制度/太陽光発電買い取り価格42円

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E0E2E3E68DE0E0E2E6E0E2E3E09F9FEAE2E2E2

 

 

*家庭用とは少し違いますが、こちらが42円であれば家庭用も42円維持の可能性が高くなるかもしれません。

 

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シャープ/電力の見える化システムHEMS発売!

2012年04月13日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

昨年の秋にシャープの展示会で見せてもらったHEMS。

やっと発売です。↓↓

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/120412-a.html

 

配線が必要ないので、後付けで簡単に設置できるようです。

発売されたら、どんなもんか、まずは事務所で使ってみようと思っています。

電力の見える化に費用はそんなには掛けたくないですよね。

価格も比較的手ごろです。

 

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平成24年度 国の太陽光発電システム補助金の概要(30日発表)

2012年04月01日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)
↓↓平成24年度の住宅用太陽光発電システム導入支援補助金の概要について
http://www.j-pec.or.jp/news/t12033001.html

 

※平成23年度 1KWあたり48,000円の補助金額でありましたものが

→→ 条件により 35,000円、もしくは30,000円に下がりました。



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停電時も安心!魅力的な太陽光発電とリチウムイオン蓄電池の組み合わせ、パナソニック/創蓄連携システム

2012年03月27日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

「太陽光発電システムで創った電気は ためることができないのですか?」

と、お客様から多い質問ですが これまでそれができそうで、できていなかったのです。

蓄電池は あっても太陽光発電とつながって自動的に連携運転はしていなかったのです。

しかし この3月からパナソニックが他社に先駆けて

創(太陽光発電で電気を創る)、蓄(創った電気を溜める)、

そして溜めた電気を連携(余った電気も売りながら家の中でも状況に応じてうまく使いまわす)

するシステムを商品化致しました。

先週末 金曜日は、パナソニックの担当営業マンが事務所に来てくれて説明をしてくれました。

蓄電池の容量は4.65kwh。

一般家庭用の冷蔵庫、テレビ、照明、通信機器(合計で約2040wh/日) を使っても約2日間はもつ容量です。


下記の3つのモードから使い手が希望の連携方法を選べる点がポイントかと思います。

 

経済優先モード

安価な夜間電力(9.17円/kwh)を充電し、昼間はその電力を使い、

電気代が高い時間帯には、高い時間の電力を買わずに、太陽光発電で創った電力の売電ができ、光熱費大幅削減につながります。

また夜間電力を活用することで、快適性を損なわずに無理のない昼間のピーク電力抑制ができます。

太陽光発電の余剰電力買い取り価格(東京電力に売る金額)は現在42円/kwhですから

昼間は太陽光発電システムで発電したものは売るに徹する方が経済的です。

昼間の買う電力単価(夏季33.37円、その他の季節28.28円)より、高く買ってくれるのです。

<東京電力 季節別時間帯別電灯契約 電化上手 資料>

環境優先モード

昼間に太陽光発電システムで創った電気を蓄電池に蓄えて、夜間も蓄電池に溜まっているクリーンエネルギーを使用。

クリーンエネルギーを最大活用するモード。

これこそ、エネルギーの自立循環型住宅です。

 

蓄電優先モード

停電や災害に備え、常に満充電状態になるように動作させるモード

小さなお子さんや病気のお年寄りがいらして、何がなんでも災害時が心配だ!という方にはお勧めですね。



下の方に金額が書いてありますが、まだちょっと高いのが難点。

太陽光発電の費用は別にかかります。

また パナソニックのHITという太陽光発電システムを使うことも条件です。






下記の説明の中にある 

経済優先モードと環境優先モード、蓄電優先モードを選べる点が使い手がポイントです。

 

ブログ上では画像容量の関係で、画像の大きさに限界がありますので

文字がよく読めない部分もあると思います。

詳しくは 下記 パナソニックホームページをどうぞご覧下さい。↓↓↓

http://www2.panasonic.biz/es/souchikuene/chikuden/sys096/souchiku465.html




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パナソニック/住宅用創蓄連携システム(太陽光発電と蓄電池の連携)

2012年03月04日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

パナソニックの太陽光発電HITとリチウムイオン蓄電池が連携し 

停電時だけでなく平常時も電力を最大限に活用するシステム住宅用創蓄連携システムの販売が開始されたようです。

3・11の震災後 お客様からもご質問をよくいただく内容です。

太陽光発電だけ、蓄電池だけの発売をしている会社はたくさんありますが

太陽光発電と蓄電池の連携はパナソニックがはじめてかと・・・・。

「スマートハウス時代の新しい配電インフラとして今後さらに普及促進をはかる」と、

パナソニックホームページにはあります。

●パナソニック ホームページ↓↓

http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120223-2/jn120223-2.html

 

お住まいにシステムすべてを導入するとなると

まだまだ価格的には厳しく、電池のメンテナンスも考えると手が出しにくいかもしれませんが

ご興味がおありの方はお気軽にお声をおかけください。

弊社では、パナソニックの太陽光発電関連システムもお客様に選択していただけるよう

ご準備申し上げております。

 

 

以下の写真は 昨年12月に行われた エコプロダクツ2011で見てまいりましたパナソニックの展示です。

上記のシステムとは直接は関係ありません。参考に。







パナソニックのブラックソーラー(単結晶)、HITです。

狭小屋根が多い 東京向きの戸建向け。一枚で230Wの発電量です。

HITのモジュールの表面には、特殊な加工がなされていて 

夏 表面温度が高くなっても効率は落ちないとか・・・・。(旧サンヨーの開発商品)

(表面温度が27℃以上になると発電効率が落ちると一般的な太陽光発電はいわれています。)

近いうちに首都圏でも大きな地震がかなりの確率でやってくるようですが

そんな時 停電しても 夜も電気が使えたらいいです・・・・。

蓄電システムのイメージ。



 

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エコプロダクツ2011報告/これからの住宅のスタイル、スマートハウス編

2012年01月07日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備

昨年暮れ12月15日~17日まで、東京ビックサイトにて

世界最大級の環境展示会といわれている、エコプロダクツ2011が行われました。

16日の午後に行って参りましたので一部をご紹介させていただきます。

多業種750社(団体含む)、学生やNPO団体の展示もあるため

とても面白くて盛り上がりもある  私も好きな展示会です。

すべて周りたいところですが(全て見たいとおもったら1日でも足りないです)、

時間の関係で、建築・住宅・エネルギー関係、のところだけを見てまわりました。

 

今回興味深かったのは、資源エネルギー庁が展開するブース。

簡単スマートハウスを体験できる展示でした。

 

ブースの入り口に掲げてあったのは、

スマートグリット(賢い送配電網)社会、スマートシティの概略図。

エネルギーのやり取りが自由にできる街のイメージ。

エネルギーのインターネット化とおっしゃっている人もいます・・・。

エネルギーだけでなく、例えば、一人暮らしのお年寄りの生活の様子を確認できたり、

医師が在宅看護のサポートをしたり、外出先から消し忘れのガスや電気を消したり

施錠の確認や不審者の侵入チェックなど

ICT(情報通信技術)を経由していろいろなやりとりがスムーズに行えるような仕組みを目指しています。

また蓄電設備も充実させて地震時などの災害時でも電気が使えるようになります。

 

では、スマートグリット社会、スマートシティ、スマートコミュニティにおいて

家づくりはどうして行ったらよいか、というとスマートハウスとなるわけです。

「賢い住宅」=スマートハウス  とは・・・・・、

ICT(情報通信技術)を使って、太陽光発電や蓄電・蓄熱機器、ICT搭載家電をコントロールし

家庭内のエネルギー消費を見える化、最適化した住宅。

これまで原発に頼りきっていて 湯水のごとく使っていた電力も

原発に頼れなくなれば、ちょっとの電力でも無駄にしちゃまずいという事になります。

ちょっとの電力でも、たくさんの人が気をつけて節電すれば大きな電力に変わりますから

そのちょっとの電力を無理せず節電し融通しあえる仕組みがスマートグリット、スマートハウスであると考えると簡単です。

 

次の写真は、スマート社会における、ICT搭載(情報通信技術)のデジタル化された電力メーター。

スマートハウスへの入り口です。

双方向の通信機能、管理昨日をもつ電力計です。

いわゆる携帯電話の通信機能のようなものがつくため、検針の人もいらなくなるわけです。

家庭の電力使用状況を収集し、ネットワークで電力事業者等へ提供したり、

電力料金スケジュール等を受信し、家庭内(HEMS)へ提供したりと・・・。

平成26年度から、既築のメーターもこれに変えていく予定、と先日東京電力の担当者もおっしゃっておりました。

 

スマートハウスの頭脳 「HEMS」 (ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)とは

家庭のエネルギー供給・需要状況を把握し、蓄電・蓄熱機器やICT搭載家電の運転を制御し

効率的なエネルギーマネジメントを実現するためのシステム。

大きな役割は下記の3つ

予測/太陽光発電予測と過去の需要データをもとに家庭内エネルギー動向を予測

計画/予測データと電気料金スケジュールから、蓄電・蓄熱機器、IT家電の運転計画を立案

実行/各種機器への制御指示。家庭内エネルギーの「見える化」、蓄電・蓄熱スケジューリング、コントロール、家電コントロール

次の写真のように、タブレット端末(ipadなど)で、今現在 家の電力、エネルギーがどうなっているかが解ります。

節電目標をクリアすると、ポイントがたまるシステムも。(タブレット端末の一番下)そのポイントの使い方は後で出てきます。

知りたい家電の方へ、タブレット端末を向けるとその家電(ICT搭載家電)の電力量などが解るしくみにもなっています。

スマートグリッド社会では家電にも携帯機能が搭載され、通線していなくても

電力量は解るし、外出先からの操作も可能になるとか。

因みにパナソニックは来年あたりには、そんなICT搭載家電を発売するらしい・・・です。

次の写真で皆が上の方をみているのは、太陽光発電システムの方にむけて現在の発電量を確認している様子。


住まいの電力をICT搭載のTVモニター等(スマートTV)でも管理できます。

これまで湯水のごとく使っていた電気も、

自分の家の屋根で作った電力で、さらに限りがあることがよくわかるようになるので省エネ効果も上がります。

そして余った電力は売れる、となるとますます頑張りますよね・・・。

TVだけでなく、エアコンにもICTが搭載されて、

電力需要が逼迫している時や電力価格が高い時などは自動的にエアコンの設定温度を夏は高くしたりなんていうことも・・。

外部スペースには、家庭用燃料電池(左)と蓄電池(右)を設置。

燃料電池もまだ270万前後と高くて(補助金は70万位)、発電量も風呂を一回沸かしてその時に発電する電気はまだ700W位しかないので

すぐには普及しそうにないですが・・・・。

次々に発売されている蓄電池も、まだまだ蓄電量も少なく高い、メンテナンスも必要。

とりあえず 理想の姿です。

しかし 太陽光、風力発電のような再生可能エネルギーを今後大量に利用するとなると

電力の供給が不安定になることも予想されるので、今後の蓄電技術には大きな期待がかかっています。

また太陽光発電や燃料電池で発電した電気を電気自動車の内部電池に太陽光発電などから蓄電して、

街へ電気自動車で出かけて帰ってきても

そこに余っている電力を今度は家庭内に取り込むというのが、スマートハウスの理想形のようです。

ここにも日産のリーフが登場していました。

家庭で使う電力の約2日分(24KWh)を蓄える容量の蓄電池搭載です。
日産リーフ↓↓

●12月初旬に見て参りました、東京モーターショー見学ブログもどうぞご覧下さい。↓↓↓

http://blog.goo.ne.jp/assetfor/d/20111208


 

次の車は三菱の電気自動車 i-MiVE(アイ・ミ―ブ)。

リチウムイオン電池搭載です。

三菱 i-MiVE(アイ・ミ―ブ)↓↓

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/i-miev/

街にあるEVステーションのイメージで展示がありました。

EVステーション(スタンド)では、急速充電。

充電するのも配線は必要なく、下にある盤の上に車がくれば充電できちゃう装置らしいです。

東京工業大学大学院の柏木先生のお話を伺ったことがありますが

スーパーマーケットなどの駐車場にEVスタンドができ

充電するだけでなく、自宅の太陽光発電などで発電し、家で使わなかった電気を電気自動車の蓄電池に積んでいき、スーパーのEVスタンドで売る時代もくるとか・・・。

充電も売電も可能になるのでしょう・・。

もしくは電気売った分、スーパーで買い物をした時に差し引かれるとか・・・。

 

カーシェアリングの予約状況をしめしたEVステーションのモニター。

積極的な省エネ生活をした家族は、エコポイントを獲得することができ

それをこのような公共サ―ビスの利用につかうこともできます。

一番下の【ポイントを使う】をご覧下さい。ポイントをつかって電気自動車を借りるとか。


ということで、これからの家づくりはスマートグリット社会を意識して

スマートハウスに私達も取り組んでゆかねばなりません。

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シャープ新商品発表会へ

2011年10月13日 | ●太陽光発電・蓄熱暖房機等設備



昨日、水曜日は、市ヶ谷にあるシャープへ新商品発表会へ出かけました。

何を見たかったかといいますと『家庭内の電力の見える化システム』。

現在 太陽光発電のモニターでは、家庭の総電力量は解るのですが

部屋ごとや、電気製品ごとに細かくは把握できません。

特別な配線工事は必要なく、主要電力の電気量を把握できるようになります。

写真撮影は禁止ですので、残念ながらご覧いただくことはできませんが・・・・

まだ未定ですが、価格はパックで10万円を切るくらいになりそうです、とのこと。

これまであった他社の『電力の見える化システム』に比べると安価になっておりますから

発売されたら 事務所に一セット配置してみてお客様に是非ご覧いただこう、ということになりました。

パックの内訳は

●タップ5ケ

(コンセントと家電製品とソケットの間にかますタップ。別途費用はかかりますがもっと取付したい方は追加もできるようです。)

●中継機 (アンテナのついた無線機です。)

●専用タブレット端末 (ipadより一回り小さい位の持ち運びできるモニター)

シャープ ニュースリリース↓↓↓

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110902-a.html

 

家庭用という訳ではないですが 停電時のバックアップ用蓄電池(鉛タイプ)も現在製作中とのことでした。
太陽光発電システムのパワコンからつなげるものでした。

太陽光発電は、単結晶ブラックソーラーに新たにルーフィット設計タイプが発売されるとのことで

単結晶の太陽光発電は多結晶に比べて少し価格が高いですが

小さな面積でも効率よくつけようとする動きがみられ 期待できそうです。

 

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お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージからどうぞ。

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、OZONE(新宿パークタワー)、7F CLUB OZONEスクエア、ミーティングスペースでのご相談対応が可能です。

カテゴリー●印

2006年9月~2013年1月までの記事は、前職、地域ビルダー時代の記録です。