本をまとめ買いした中の1冊。
柚月裕子さんの小説は外せないからね。
「ミカエルの鼓動」⇒(柚月裕子作)
主人公は、北中大病院の心臓外科医・西條泰己。
西條は、手術支援ロボットの「ミカエル」での心臓手術の第一人者。
西條は、「ミカエル」での心臓手術を極めることで自分の求める医療の理想に繋がると考えている。
病院長も同じ考えを持ってると信じていたが、彼はドイツから開胸式手術のプロフェッショナルの真木一義を呼び寄せた。
心臓手術の天才医師が同じ病院で、全く違う心臓手術を行う。
最先端医療か従来の術式かで、二人は激しく対立。
そんな中、「ミカエル」に問題があると知らされた西條。
本当に「ミカエル」に問題があるのか? 西條は「ミカエル」での心臓手術を続けるのか?
医療小説。
第166回 直木賞候補作。
感想:面白かったわぁ~。
心臓病を抱えてる私としては、勉強にもなったしぃ~。
医学は常に進歩して欲しいとは思うけど、病院側と医師との考え方は違うんかも。
手術となると、患者は医師を信じて任せるしかないもんね。
忙しくなかったら一気読みしていたと思う。