HRちゃん経由でABちゃんの本が回って来た。
帯を見たらウイルスの話らしい。
今、コロナウイルスをどう克服するか?どうすればコロナから脱出できるのか?
今読むのにピッタリの本だと思った。
「キャリアーズ」⇒(パトリック・リンチ作)
主人公は、女性二人。
アメリカ人ジャーナリストで、双子の娘を持つホリー・ベッカーと、アメリカ陸軍伝染病医学研究所病理学部門のチーフ、カーメン・トラヴィス中佐の二人。
ホリーの娘二人は、元夫の住むスマトラへ遊びに行っている。
ホリーは娘たちに会うためにスマトラへと向かうのだが.....。
そんな時に、緑の楽園スマトラから研究用に送られてきたブタオザルがアメリカで次々に変死。
施設の従業員にまで変死者が出た。
死因は未知の出血性ウイルスと判明。
カーメンはウイルスの根源を探るべく、探検隊を率いてスマトラへと向かう。
病原菌は「ムアラテボ・ウイルス」と名付けられた。
ホリーは娘たちに会えるのか? カーメンはウイルスの根源を見つけられるのか?
感想:コロナウイルスよりも致死率が高く、ほぼ100%に近いウイルス。
新種のウイルスの正体は?自然宿主は何か?と謎だらけ。
最後まで謎が解けなかったから飽きることなく読めたわ。
コロナ禍の今だからよけいに興味を持ったのかも?
読み応えある本だった。
ほぼ一気読み。