ABちゃんが3冊買った中の1冊。(後の2冊は過去に読んでるのを忘れて買ってた)
読んでいないのだけ借りた。
「冷たい檻」⇒(井岡瞬作)
主人公は県警本部から派遣された調査官・樋口透吾。
北陸地方にある人口1万人弱の過疎の村で、村の駐在所の警察官(北村)が忽然と姿を消した。
透吾はその調査に向かう。
村には中国資本が開設した、老人介護・青少年更生・児童養護の三部門とクリニックを併設する複合型ケアセンター(施設)がある。
透吾は後任の駐在所の警察官・島崎を伴って北村の失踪、施設の実態に迫る。
北村に何があったのか? 施設では何が行われているのか?
警察小説。
感想:警察官失踪事件はとっかかりに過ぎない。
政治、海外資本、人体実験、殺人と盛りだくさん。
序盤は?で読み進まなかったが、中盤からは一気読み。