堂場瞬一作品・鳴沢シリーズの8月刊に続いての9月刊。
「疑装」⇒(堂場瞬一作)
主人公は西八王子暑の刑事・鳴沢了。
(8月刊で警視庁から来ていた藤田心が今回は西八王子暑へ移動になってる。)
西八王子暑管内で少年が保護された。
少年は言葉をしゃべらないし、ひどい恰好をしてた。
用心の為に病院で検査をし、聞き取りをしようとしていた矢先に少年が姿を消す。
調査で少年が日系ブラジル人で、父親がひき逃げ事故を起こしてブラジルへ逃げたことがわかる。
少年が暮らしていたのは群馬県で、事故も少年の失踪も東京都の管轄外。
鳴沢はまたもや他県の事件を調査するのだが.....。
警察小説。
刑事・鳴沢了シリーズ・9月刊。
感想:そこそこ楽しめた。
これも展開が2転3転するけど、途中から筋が見通せたわ。
これでいよいよ最終刊の準備が整ったって感じ。