いつからか、心屋仁之助さんのブログを毎朝読むのが日課になっています。
最初は、好きなブログの中の一つでしかなく、時々読む程度だったんですが、そのうち、なぜかよくわからないんだけどグングン惹かれていき、私の中でダントツ一番のブログになりました。
心屋さんの本も一冊だけ読みましたが、正直、フツー(ゴメンなさい(^_^;)。他の心理系の本との違いがわからなかった。私の場合、アカデミックなものも、読み物的なものも、心理学の本はそれなりに読んできたので、書籍という形で整理された文章には鮮明なインパクトを感じなかったのだと思います。
その点、ブログは心屋さんの生の感情もダイレクトに入ってきて荒削りなところがある分、独特で、個性的な表現が目に飛び込んできやすい。他の人の著書と言ってることは似ていても、心屋さん独自の、他にはない表現が妙に残る。頭で理解するんじゃなくて、「やってみよう」と行動に駆り立てる凄さがあります。
一番響いたのが、この言葉。
嫌われてもいい
見事なまでの逆説です。
他の心理系の本でこんなフレーズ聞いたことない。
嫌われることを恐れるな、
はよく聞くけど、
嫌われてもいい、
って。
そんなネガティヴフレーズ正面切って言っちゃていいのー?
だから、最初は「はぁ?」って反応します。「そんなのやだよ」と。「マイナス思考じゃん」と。
でも、そこに何かがある直感。確かで動かしがたい直感。だから、こだわる。
こだわるから、自分なりの、自分だけの理解を必死に探し、そしてあるとき自分にふっと落ちるんです。
以下、私が落とし込んだ理解。
嫌われてもいいというフレーズは、「嫌われること」を受け入れようということではありません。
「嫌われること」を恐れる人、そこに果てしないエネルギーを注ぐ人が、「嫌われる」恐怖から注意をそらす効果をねらったものです。そこに注いでいたエネルギーを取り戻すおまじない。だから、「嫌われる」には焦点が当たらなくなる。
私は、ママ友集団など大勢の顔見知りが集まる場に出向く時に胸にザワザワ感がやってきて体が重くなります。
緊張を感じさせる人や場面に出向く時にもなんともいえない不快感に満たされます。
自分は行きたくないんだな、ということはわかっていましたが、どうしてそうなるかはうまく説明できなかった。
この正体が、
嫌われることの恐怖、
ダメな人と言われる恐怖、
失敗することへの恐怖
だったなんて。
でも、大正解!でした。
なぜなら、
嫌われてもいいや、べーつに
なんて自分に向けてつぶやくと、確実に楽になるんです。
夏以降、何度も実験済みですから確かです。以前は会合やランチ会などに出かける時には気持ちに気合いを入れ、帰るとグッタリ疲れて家事もできなくなるほどでした。
それが今は、むしろゆるーい感じ、どっちでもいいやー、な感じで出かけて、心地よい疲れとともに帰宅することが多いです。
嫌われることへの恐怖が遠のき、エネルギーがそっちに流れなくなったからなんですね。だから、楽しむ余裕も生まれるようになりました。
行きたくないところには極力行かないというルールも自分に許しつつあるので、どこかに行って嫌な思いをすることはさらに減少している今日この頃です。
ちなみに、
嫌われてもいい
だから、いいんです。脱力する感じがするでしょ。
嫌われることを恐れるな
だと、全然効果がない。私の場合は。緊張を強いられて、嫌われることを恐れる自分が責められてる息苦しさも感じます。
だから、
嫌われてもいい
は、わかる人にはわかるすごい表現なんです。
多分、嫌われることがさほど怖くもない人、そもそも自分が嫌われるなんてことを考えもしない人には、「嫌われてもいい」というフレーズはきっと空振りします。
「イヤイヤ、嫌われてもいいなんてわざわざ考えなくても~」なんて感じで、一笑に付されるんじゃないかな。
そういう人は逆説を必要としない、根っからの幸せ者ですよね。
心屋さんは、
嫌われてもいい
から
本当は嫌われてないのかも
本当は愛されてるのかも
どうせ愛されている
(↑この並び正確でないかも(・・;))
まで落とし込みます。
一気に「どうせ愛されてるかも」は、かなり唐突感がありますが、徐々に順番に感じ方を変えていくと、あら、なんとなく感じられちゃう。
あ、あたし人気者かも?!
なんて。
周りの人が自分をどう思っているか、好きか嫌いか、どっちでもないか、の事実には変わりがなくても、自分の意識が変わることで世界が変わることを実感する瞬間です。
そうか。
これが、「自分が世界を作っている」というからくりか。
心屋さんのブログのおかげで、私は自分の世界を少しばかり能天気に変えていけそうです。
(本も買ってないし、セミナーにも行ってないのに、こんなに大きな恩恵をもらってます。全部タダで(^_^;))
(つづく)
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最初は、好きなブログの中の一つでしかなく、時々読む程度だったんですが、そのうち、なぜかよくわからないんだけどグングン惹かれていき、私の中でダントツ一番のブログになりました。
心屋さんの本も一冊だけ読みましたが、正直、フツー(ゴメンなさい(^_^;)。他の心理系の本との違いがわからなかった。私の場合、アカデミックなものも、読み物的なものも、心理学の本はそれなりに読んできたので、書籍という形で整理された文章には鮮明なインパクトを感じなかったのだと思います。
その点、ブログは心屋さんの生の感情もダイレクトに入ってきて荒削りなところがある分、独特で、個性的な表現が目に飛び込んできやすい。他の人の著書と言ってることは似ていても、心屋さん独自の、他にはない表現が妙に残る。頭で理解するんじゃなくて、「やってみよう」と行動に駆り立てる凄さがあります。
一番響いたのが、この言葉。
嫌われてもいい
見事なまでの逆説です。
他の心理系の本でこんなフレーズ聞いたことない。
嫌われることを恐れるな、
はよく聞くけど、
嫌われてもいい、
って。
そんなネガティヴフレーズ正面切って言っちゃていいのー?
だから、最初は「はぁ?」って反応します。「そんなのやだよ」と。「マイナス思考じゃん」と。
でも、そこに何かがある直感。確かで動かしがたい直感。だから、こだわる。
こだわるから、自分なりの、自分だけの理解を必死に探し、そしてあるとき自分にふっと落ちるんです。
以下、私が落とし込んだ理解。
嫌われてもいいというフレーズは、「嫌われること」を受け入れようということではありません。
「嫌われること」を恐れる人、そこに果てしないエネルギーを注ぐ人が、「嫌われる」恐怖から注意をそらす効果をねらったものです。そこに注いでいたエネルギーを取り戻すおまじない。だから、「嫌われる」には焦点が当たらなくなる。
私は、ママ友集団など大勢の顔見知りが集まる場に出向く時に胸にザワザワ感がやってきて体が重くなります。
緊張を感じさせる人や場面に出向く時にもなんともいえない不快感に満たされます。
自分は行きたくないんだな、ということはわかっていましたが、どうしてそうなるかはうまく説明できなかった。
この正体が、
嫌われることの恐怖、
ダメな人と言われる恐怖、
失敗することへの恐怖
だったなんて。
でも、大正解!でした。
なぜなら、
嫌われてもいいや、べーつに
なんて自分に向けてつぶやくと、確実に楽になるんです。
夏以降、何度も実験済みですから確かです。以前は会合やランチ会などに出かける時には気持ちに気合いを入れ、帰るとグッタリ疲れて家事もできなくなるほどでした。
それが今は、むしろゆるーい感じ、どっちでもいいやー、な感じで出かけて、心地よい疲れとともに帰宅することが多いです。
嫌われることへの恐怖が遠のき、エネルギーがそっちに流れなくなったからなんですね。だから、楽しむ余裕も生まれるようになりました。
行きたくないところには極力行かないというルールも自分に許しつつあるので、どこかに行って嫌な思いをすることはさらに減少している今日この頃です。
ちなみに、
嫌われてもいい
だから、いいんです。脱力する感じがするでしょ。
嫌われることを恐れるな
だと、全然効果がない。私の場合は。緊張を強いられて、嫌われることを恐れる自分が責められてる息苦しさも感じます。
だから、
嫌われてもいい
は、わかる人にはわかるすごい表現なんです。
多分、嫌われることがさほど怖くもない人、そもそも自分が嫌われるなんてことを考えもしない人には、「嫌われてもいい」というフレーズはきっと空振りします。
「イヤイヤ、嫌われてもいいなんてわざわざ考えなくても~」なんて感じで、一笑に付されるんじゃないかな。
そういう人は逆説を必要としない、根っからの幸せ者ですよね。
心屋さんは、
嫌われてもいい
から
本当は嫌われてないのかも
本当は愛されてるのかも
どうせ愛されている
(↑この並び正確でないかも(・・;))
まで落とし込みます。
一気に「どうせ愛されてるかも」は、かなり唐突感がありますが、徐々に順番に感じ方を変えていくと、あら、なんとなく感じられちゃう。
あ、あたし人気者かも?!
なんて。
周りの人が自分をどう思っているか、好きか嫌いか、どっちでもないか、の事実には変わりがなくても、自分の意識が変わることで世界が変わることを実感する瞬間です。
そうか。
これが、「自分が世界を作っている」というからくりか。
心屋さんのブログのおかげで、私は自分の世界を少しばかり能天気に変えていけそうです。
(本も買ってないし、セミナーにも行ってないのに、こんなに大きな恩恵をもらってます。全部タダで(^_^;))
(つづく)
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