してないよ!?
というわけで、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」第八回の感想です。
前回で子規が亡くなって、今回から軍事分増し増しかなー…とか思ってたら意外にそうでもありませんでした。
むしろ最初の三十分ぐらいは真之さんを巡る女性陣がメインといっても良いくらいでした(笑)
真之さんの家を訪れた律さんと出迎えた季子さんを見て心の中で「nice boat.」とか思った不心得者は鮎川だけでいい(笑)
で、まあ今回の話のメインは「日露開戦前夜から開戦に踏み切るまでのそれぞれの動き」というところですかね。
もっとも日露交渉の序盤などは少々はしょり気味ですが、まあそれは話の展開上仕方の無いことでしょう。
個人的な見所の一つは皇居での御前会議。といっても鮎川が注目したのは話の本筋に関わる事ではありません。
尾上菊之助演じる明治天皇が、しっかり勲八等白色桐葉章と勲八等瑞宝章を佩用されている事です。
勲八等といえば一番勲等の低い勲章です。反面、戦場の兵士や一般庶民に一番馴染みの深い勲章でもあります。
天皇陛下が佩用されている勲章と同じものがいただける、同じものが我が家にもある。
こういった素朴な感動こそが庶民と皇室とを結ぶ紐帯の一つでもあったことでしょう。
残念ながら近年の勲章制度改定で勲等の表記は廃止され、勲八等と勲七等にあたる勲章は廃止されました。
その分だけ庶民が受勲される機会も少なくなったということですし、個人的には復活してもらいたいですね。
で、見所の二つ目というか鮎川が個人的に嬉しかったのは明石元二郎大佐の登場。
学校の教科書なんかには出てきませんが、実はこの人こそがロシア革命の裏の立役者だったりするのですよ。
…まあ、あくまでも司馬遼太郎の話を信じればですが。実際には工作の大半は失敗に終わったとする説もあります。でも良いじゃないですか。こういうのはロマンなんですよ。うん。
さて、次回のタイトルは「広瀬、死す」。…毎度ながらこのタイトルでネタばれって言うの、どうにかならないかなあ。
というわけで、とりあえず次回は少なくとも旅順港閉塞作戦ぐらいまでは行くらしいです。
というわけで、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」第八回の感想です。
前回で子規が亡くなって、今回から軍事分増し増しかなー…とか思ってたら意外にそうでもありませんでした。
むしろ最初の三十分ぐらいは真之さんを巡る女性陣がメインといっても良いくらいでした(笑)
真之さんの家を訪れた律さんと出迎えた季子さんを見て心の中で「nice boat.」とか思った不心得者は鮎川だけでいい(笑)
で、まあ今回の話のメインは「日露開戦前夜から開戦に踏み切るまでのそれぞれの動き」というところですかね。
もっとも日露交渉の序盤などは少々はしょり気味ですが、まあそれは話の展開上仕方の無いことでしょう。
個人的な見所の一つは皇居での御前会議。といっても鮎川が注目したのは話の本筋に関わる事ではありません。
尾上菊之助演じる明治天皇が、しっかり勲八等白色桐葉章と勲八等瑞宝章を佩用されている事です。
勲八等といえば一番勲等の低い勲章です。反面、戦場の兵士や一般庶民に一番馴染みの深い勲章でもあります。
天皇陛下が佩用されている勲章と同じものがいただける、同じものが我が家にもある。
こういった素朴な感動こそが庶民と皇室とを結ぶ紐帯の一つでもあったことでしょう。
残念ながら近年の勲章制度改定で勲等の表記は廃止され、勲八等と勲七等にあたる勲章は廃止されました。
その分だけ庶民が受勲される機会も少なくなったということですし、個人的には復活してもらいたいですね。
で、見所の二つ目というか鮎川が個人的に嬉しかったのは明石元二郎大佐の登場。
学校の教科書なんかには出てきませんが、実はこの人こそがロシア革命の裏の立役者だったりするのですよ。
…まあ、あくまでも司馬遼太郎の話を信じればですが。実際には工作の大半は失敗に終わったとする説もあります。でも良いじゃないですか。こういうのはロマンなんですよ。うん。
さて、次回のタイトルは「広瀬、死す」。…毎度ながらこのタイトルでネタばれって言うの、どうにかならないかなあ。
というわけで、とりあえず次回は少なくとも旅順港閉塞作戦ぐらいまでは行くらしいです。