【☆なぜ今、教養?
21世紀の日本にいちばん足りないのが「教養」だから。
1990年代、文部省が大学のカリキュラムを実学一辺倒にして、大学で教養の地位が低下した。企業も、英語やITスキルや各種資格を重視して、人材を採るようになった。結果、日本からは、クリエイティブな商品、新しいサービス、美しいデザインが生まれなくなった。
「すぐに役には立たない」教養こそが、「一生使えるクリエイティブな道具である」。いま、企業でも、大学でも、求められているもの、それが「教養」なのです。
教養は、一生かけて身につけ続けて、絶対に損のないものです。しかも、いつからだって学ぶことができる。教養がいかに「使える」ものなのか、教養がいかに「人を知る」ために不可欠なものなのか、教養がいかに「面白くてたまらない」ものなのか。私の仲間の先生たちと一緒に、考えていきましょう。】Amazon
半分以上の人が大学に行っているが、今の日本の大学は就職予備校と履歴書に書くための大学になっていないか?自分の大学時代もそんな感じだったのかな?たしかに教養が足りない^^;
今は教養より実学になっているそうだ。実学中心だと「人間」が育たない。
ハーバード大学は教養大学である。日本はアメリカをお手本(?)にしてきたみたいだけど、アメリカも教養ある人間を育てることを大事にしているようだ。(大学の歴史からしてちがうけどね)日本も、「教養」「人間」を大事にしていかないと、ほんとそろそろやばいかも・・・^^;
教養は大学・学校に行かなくても、どこでもいつでも身につけることができます。
目次を眺めるだけでも為になる(全部じゃないけど、メモ ↓ )
教養とは何か
1与えられた前提を疑う能力である。2新しいルールを創造できる能力である。3あらゆる変化に対応するための能力である。4すぐに役に立たないから一生役に立つ。5専門外の分野を学ぶことから始まる。6四の五の言わずに本をたくさん読む。7「人間」を学ぶには「歴史」を学べ。8教養とは、つまるところ「人を知る」ということです。9目先の「合理主義」は、非合理な結果を招く。10教養がない「街」には、人がこない。11理系の諸君、教養を学ぶのはテクノロジーを担う君たちの責務です。12本当の教養は、ムダなものである。
ニッポンが弱くなったのは、「教養」が足りないからです。
「大学に教養教育は不要」と言い出したのは文部省だった
「正しい答え」にこだわる男子「現実的な解」を探す女子
「モノ知り」なだけじゃダメなんです
21世紀は「実学」より「教養」がビジネスを生む
理系と文系の垣根が教養の芽をつむ
徹底的に「建前」で議論せよ。しからば合意に至らん
クリエイティブな答えは物静かな少数派が持つ
死ぬまで面倒見てくれるって、会社は最高の宗教だ
バブル崩壊で会社から神さま仏さまが逃げ出した
鬱の社員を救うのは会社の外の人
ネトウヨ台頭は、金儲け主義の裏表
安倍首相は靖国を宗教だと思ってない?
靖国神社は「宗教」ではない
人間は、「ひと」であるまえに生きものです
貴族の地位で機械の奴隷の現代人
ヒトも生きものも、集団が大きくなるほどさぼるのです
「あ・うん」を捨てて多様性に対応しよう
今の日本(地球)を救うのは、「教養」かも知れませんね。
私ももっと教養を身につけたいと思います。
星5つ
勉強が嫌いな人は強制されるのが嫌なんだと思います。あと、思うようにいかないとか?
教養が身につくと心に余裕が出てくると思います。
とにかく、広い見識と広い心を身につけたいものです^^
ネットで調べてくださってありがとうございます。勉強になります。
人間性、品位、人格・・・その通りですね。
バランスのよい(偏らない)ものの見方ができるといいなと思います。^^
今回のテーマはむつかし過ぎてパスしようと思っていました。
教養という意味が分からなくてネットで調べてみました。
「教養ある人間」、すなわち、教養人が相応の尊敬を得るのは、単に知識が豊富な状態(博識)に留まらず、人間性という実を伴うためである。仮に、現状の知識が乏しいからといって、その状況は非難される性質ではない。知識を求めて学ぶことで品位と人格を高めようとする心構えが重要と考えられる。
以上
池上彰さんの本とは違うかも知れませんが、教養は一生をかけて身につけるもののような気がします。
私見ですが私が教養人と思うのは、文芸評論家の小林秀雄さんと俳優の森繁久彌さんです。
小林さんは異論がないと思います。
森繁さんはテレビの「徹子の部屋」で拝見した時、漢文、江戸時代の風流などに理解が深く、教養があふれた会話をされていました。もちろん天下一品のウィット溢れる会話は多いに笑えましたが、一流の教養人だとお見受けしました。
>教養は、一生かけて身につけ続けて、絶対に損のないものです
教養とは、損とか得とかの問題ではないと思います。
自分の人間性を高めるためのものだと思います。
本だけではなく、実生活を通して学ぶものではと思います。