【いま、脳について興味を持つ人が増えている。それは、脳が計算能力や記憶力を高める働きをするだけではなく、実は人の感情や意欲といったものに脳の働きが深く関わっていることが科学的に分かってきたからである。つまり「心が宿る場所」としての脳への関心である。
一方、あらゆる情報が氾濫している現代という複雑化・多様化する社会の中で、どのように生きればいいのか? どうすれば自分の人生を楽しく充実して生きることができるのか? と迷い、悩む人が多い。
キーワードは「感動」であると著者はいう。あのアインシュタインが「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」と言ったように、「感動」は人に強い意欲を起こし、新しい行動にかりたて、そして人生を変えるからである。
本書は、いま最も注目される脳科学者が、感動のメカニズムと人生について述べたものである。】
茂木さんは脳科学者だけれど、この本はエッセイのようにとても読みやすい。
賢い人は難しいことも分かりやすく話すことが出来るのですね。
脳は年を取らない。脳は生きている限り変化しつづける。
若くありたいと思うなら、いつまでも学び続けることだ。
学ぶこと、分かることは感動である。
人の喜びは自分の喜び。喜びも感動。
日々の小さな感動が生きる楽しみ、意欲を生む。
「生きる意欲というものは、先が見えていない、何が起こるか分からない、どうなるかが決まっていないからこそ湧いてくるものなのです。不確実性へのチャレンジこそが、脳を活性化させる重要な要素なのです」
来年はどうなるか分からない、と年を取った人が言う。そんなこと、若くたって分かりません。
誰にも来年のことなど(明日のことだって)分からないのです。決まってはいないのです。
だからこそ、今を精一杯生きることが大切なのです。今から造っていくのです。
「明日が今日と同じはずはない」
「釈迦の無記」
分からなくていいことは考えない。物事の善し悪しを不必要に考えたり聞いたりせず、ただ心静かに目の前のことに対峙すること。
他人の弱点や欠点に対しては、この無記の心をもつこと。
「思いやりと学力は比例する」
相手に優しくする、相手の気持ちを思いやることができる、そして人と人との間で感動が生まれるためには、実は広い意味での教養が必要になってくるわけです。
「教養とは他人の心が分かることである」
「感動脳」育てましょう
星4つ
バイノーラルビート を使っているのですが
瞑想じたいでも 起こるという
脳波が変わることで 大きな変化がおこりました
脳 って 興味深いです
脳はまだまだ分からないところばかりだと、言われていますね!
これから少しづつ解明されることを期待します。
>「思いやりと学力は比例する」
わかります、だいたいイジメをするような子は思いやりない!ようするに相手の気持ちを推し量れない。
学力が足りないせいなんでしょうか?
それもひとつの要因でしょうね!
脳って、何だか無限の可能性がありそうですね。
音波も脳(脳波)に影響するでしょうね。
バイノーラルビート、ネットで聞いてみましたが、音が揺らいで、心が落ち着きそうですね。^^
(テストで測れる)学力は人間力の一部でしかないですね。今はIQよりEQ(心の知能指数)が大事なのでは、と思います。
でも、思いやりがあり、人の気持ちを想像できる人ほど、学力も高くなる。反対に、学力を高めたかったら、思いやれる想像力を高めることが必要だということでしょうね。
学力というより、想像力(考える力)が足りないのでしょうね。