【日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期を代表する傑作9編を収める。特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作「二銭銅貨」、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する「芋虫」、他に「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」。】
「読書ログ」9月の課題図書。
いやあ、面白かった。 さすが江戸川乱歩、天才
学生の頃読んだと思うけど、すっかり忘れてます。何度でも楽しめます。
「読書の秋」をこんな推理小説で、ドキドキ、ゾゾ~っと楽しむのもいいのではないでしょうか。
特に「人間椅子」
思わず、「ひぇ~~~~!」て言ってしまった。 心臓がドキドキ、鳥肌がたった。
自分が座ってる椅子を見て、背中や腿の下辺りがぞわぞわして・・・・
そして、ラストが・・・ 「!!!」
「芋虫」も、ぞぞぞ~。でも、哀しい。人間って・・・。
ユ ル ス ・ ・ ・ !
思わず目、鼻、口が顔の真ん中に寄ってくるような、グロテスクで気味悪い、コワイお話満載。
コワイ、でも読みたい、気味が悪い、でも読みたい・・・ みたいな。
そして、名探偵 明智小五郎の推理。 あっぱれ
ぐんぐん引き込まれてしまいました。
純粋にお話として楽しみましょう。よい子はまねしないでね。
星5つ
ミステリはもちろん好きです!!赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズとかよく読んでました。
ちょっと今度図書館で借りてみようかなww
そういえば、私は赤川次郎さんの本を読んでないです。
(超有名なのに。)
今度借りてみようと思います。