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  第2の人生を歩き出した
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「いつか、きっと」 ティエリ・ルナン 文, オリヴィエ・タレック 絵, 平岡敦 訳

2014年05月29日 | 読書

いつか、きっと

図書館に行くと、絵本が気になります。

まっすぐ心に響く。

言葉ってぺらぺら説明すればするほど、伝わりにくくなる事があるので・・・

この絵本は、子供より大人が読んだ方がいいかも。

   小さな島に、子どもがひとり、すわっていた。子どもは世界をながめ、考えた。


子どもの目には、この世界はどのように映るのでしょう。

紛争、砂漠化、飢餓、貧富の格差、権力者の横暴、汚染水、環境汚染・・・

子どもは考える。
「いつか、きっと・・・わけあおう。いつか、きっと・・・目をひらかせよう。・・・木々の声に耳をかたむけよう」

と。そして

   流れる涙がある。(子どもには、涙が見えているのです。大人は人の涙が見えているだろうか?)

   それを見て子どもは思った。
   ほほよせ、抱き合うことをためらってはいけない。

   いつか、愛していると言えるようになろう。
   愛していると言われたことがなくても。

   そして、心に決めた・・・・・・・

    ・・・・・・・ここに、生まれてこようと。

これから生まれてくる子どもの声だったのですね。

思わず、「生まれてきてくれて、ありがとう!こんな世界だけど・・」

って言いたくなりました。

大人は「今からすぐ」できるのです。一緒にがんばろう。前を向いて、未来のために。

いつか、きっと・・・、愛でいっぱいの世界になるように 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「いつか、きっと」。良い絵本のようですね。 (masamikeitas)
2014-05-29 08:46:04
まるちゃん、おはようございます。

「いつか、きっと」。良い絵本のようですね。
私は絵本は苦手です。
書き手の真意が読み取れません。
若い頃「星の王子さま」を読んだのですが、真意が読み取れませんでした。(苦笑)
「大切なものは、目に見えない」という有名な言葉も覚えていなかったです。(苦笑)

>ほほよせ、抱き合うことをためらってはいけない。
   いつか、愛していると言えるようになろう。
   愛していると言われたことがなくても。

この言葉は気に入りましたが、最後の「愛していると言われたことがなくても」はちょっと?
ラジオの人生相談をよく聴いていますが、子どもの頃愛されていなかった子は、何か問題が発生します。やはり「子どもの頃は愛されて育たないと」、いけないようです。
返信する
欲しがれば逃げる 与えれば返ってくる  (まる)
2014-05-29 14:25:24
masamikeitasさん、こんにちは。

「愛されて育った子は、人を愛することができるようになる」
しっかりと愛情をかけて育てることが大事ですね。
大人は、愛がもらえなかったから、などと人のせいにすることなく、自分の意志で自分が愛を与えられる人になってほしいと思います。
だって、愛は与えることしかできません。愛は求めれば必ず逃げていくものですから。
(ちょっと詩人?^^)
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