図書館に行くと、絵本が気になります。
まっすぐ心に響く。
言葉ってぺらぺら説明すればするほど、伝わりにくくなる事があるので・・・
この絵本は、子供より大人が読んだ方がいいかも。
小さな島に、子どもがひとり、すわっていた。子どもは世界をながめ、考えた。
子どもの目には、この世界はどのように映るのでしょう。
紛争、砂漠化、飢餓、貧富の格差、権力者の横暴、汚染水、環境汚染・・・
子どもは考える。
「いつか、きっと・・・わけあおう。いつか、きっと・・・目をひらかせよう。・・・木々の声に耳をかたむけよう」
と。そして
流れる涙がある。(子どもには、涙が見えているのです。大人は人の涙が見えているだろうか?)
それを見て子どもは思った。
ほほよせ、抱き合うことをためらってはいけない。
いつか、愛していると言えるようになろう。
愛していると言われたことがなくても。
そして、心に決めた・・・・・・・
・・・・・・・ここに、生まれてこようと。
これから生まれてくる子どもの声だったのですね。
思わず、「生まれてきてくれて、ありがとう!こんな世界だけど・・」
って言いたくなりました。
大人は「今からすぐ」できるのです。一緒にがんばろう。前を向いて、未来のために。
いつか、きっと・・・、愛でいっぱいの世界になるように
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「いつか、きっと」。良い絵本のようですね。
私は絵本は苦手です。
書き手の真意が読み取れません。
若い頃「星の王子さま」を読んだのですが、真意が読み取れませんでした。(苦笑)
「大切なものは、目に見えない」という有名な言葉も覚えていなかったです。(苦笑)
>ほほよせ、抱き合うことをためらってはいけない。
いつか、愛していると言えるようになろう。
愛していると言われたことがなくても。
この言葉は気に入りましたが、最後の「愛していると言われたことがなくても」はちょっと?
ラジオの人生相談をよく聴いていますが、子どもの頃愛されていなかった子は、何か問題が発生します。やはり「子どもの頃は愛されて育たないと」、いけないようです。
「愛されて育った子は、人を愛することができるようになる」
しっかりと愛情をかけて育てることが大事ですね。
大人は、愛がもらえなかったから、などと人のせいにすることなく、自分の意志で自分が愛を与えられる人になってほしいと思います。
だって、愛は与えることしかできません。愛は求めれば必ず逃げていくものですから。
(ちょっと詩人?^^)