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「エイトマイインドフル・ステップス ブッダが教えた幸せの実践」バンテ・H・グナラタナ著 出村佳子訳

2018年09月28日 | 読書

気がつけば、いつのまにか9月が終わろうとしています。久しぶりにup。

スマナサーラ長老の本はほぼほぼ読んでますが、他にもすばらしい長老はいらっしゃいます。お釈迦様の教え(法)をわかりやすくかみ砕いて説明してくださっている(法話というのかな)グナラタナ長老のこの本も、ほんとによい本だと思います。

【ブッダの説かれた生きる道、八正道を現代社会で実践するためのガイドブック。幸せを願う、すべての人へ。「マインドフルネス」「マインドフルネスを越えて」に続くグナラタナ長老の邦訳シリーズ第三弾】

これは、読んでくださいとしか言いようがない。読み直しては、そうだよなあと納得し、実践しようと元気を出す。ほんと、学ぶべきは「八正道」です。

宝のような言葉がいっぱいで、どこを読んでも勉強になります。とにかくわかりやすいんです。二段組みで分厚い本だけど、中身は易しい言葉と表現でものすごくわかりやすく読みやすい。真理はシンプルで深い。

(ステップ1 正しい見方(正見)
  「四つの聖なる真理」〔四聖諦〕を理解する
     第一の真理 苦 より)

”苦しみ、不満、ストレス、恐怖、緊張、不安、悩み、落ち込み、失望、怒り、嫉妬、絶望、神経質、痛みなど・・・・

人間はだれでも、いつの時代にも、どこにいても「苦」に支配されているのです。

問題が起こると、苦しみが生まれます。これは避けられません。このことを理解し、他のものを非難することなく、苦しみをあるがままに受け入れることが、一番目の「苦の真理」なのです。

ブッダは
「幸せに向かって道を歩み始めるには、苦しみにたいして怒ったり、落ち込んだり、悲観的にならずに、感情を安定させ、心を落ち着け、まっすぐに苦しみを観察するようにとおっしゃいました。

苦しみを真正面から観察することが大切です。覚りを開いていない人はだれでも、人生で経験することはすべて、いくらか苦しみをもたらすのです。”

ほんの一部でさわりだけですが、たったこれだけのことですが、納得しかない。深い深い納得です!!。
生きることは「苦」、この世は「苦」である。つまり「苦」は”当たり前”のことである。だから「苦」に対して怒ったり、落ち込んだり、悲観的にならないこと。そんなの馬鹿馬鹿しいことだもんね。冷静に「観察」すること。これは、(心身の)痛みの感覚についても当てはまります。痛みが必要以上に強いとか、長引くとかの場合は、「冷静に観察する」ことです。観察すれば「気づき」ます。「ああ、そうか」「なんだそうなのか」「大丈夫なんだ」という智慧があらわれる。心も身体(の痛み)それで落ち着くと思います。

心身の病気以外にも、生きていれば色々な問題は起こります。どんな問題も、あるがままを冷静に観察すること、他を非難したり、とにかく、怒ったり、落ち込んだりしないことです。そうすれば、気楽に問題に対処できると思います。

非常にシンプルで深い。すごい真理です。

 

グナラタナ長老の本、おすすめします。(お釈迦様の教えは個人的な問題をすべて解決する。自分の学び、観察の精進、気づき次第だけど。ちなみにマインドフルネスとは気づきという意味)

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