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名を正す (『生きるための論語』安冨歩著)

2019年11月04日 | 論語

自分に嘘をつかない。他人にも嘘をつかない。これはとても大事なことです。

嘘をつくな、都合のいいように言い換えるな、ごまかすな、すり替えるな、印象操作するな(安冨さんは「東大話法」と名付けてます)、、、正直であれ。

ということなのでしょう。

 

原発

「安全」でないなら「危険」と呼ばねばならない(「”直ちに”影響はない」??)
「事故が起きた」なら「事故が起きた」と呼ばねばならない(「事象が発生した」と言うな)

「爆発」が起きたなら「爆発した」と言わねばならない(「爆発的事象」と言うな)

「停止しない」なら「停止しない」と言わねばならない(「停止状態には入った」??)

 

侵略を「聖戦」、自爆攻撃を「特攻」、全滅を「玉砕」、自国を「神国」、、、などと誤魔化さない
 

 

怖いものは怖い、嫌なものは嫌、好きなものは好き、やりたい事はやりたい、やりたくない事はやりたくない、死にたくないなら死にたくない。

このように「名」を正しく呼ぶことが、人間がまともに生きるための第一歩なのである。

 

過ちて改めず、これを過ちという。

これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らざるとなす、これ知るなり。

 

君子は其の知らざる所に於いては、蓋闕如(かつけつじょ)たり。
君子はよくわからないことについては、口をつつしむものだ。

 

名正しからざれば則ち言順(したが)わず、言順わざれば則ち事成らず、事成らざれば則ち禮楽起こらず。
が正しくなければ、言葉が事態に順応しない。言葉が事態に順応していなければ、仕事がうまくいかない。仕事がうまくいかなければ、礼楽が興らない。

楽とは音楽。音楽は大切。音楽を通じてその人の心の傷が明らかになるから。
(明らかになることで心が癒されるのですよね)

 

君子、其の言に於いて、苟(いやしく)もする所なきのみ。
君子はその言葉において、いい加減にすることはない。


(世間の、特に権力を持つ)小人に騙されないようにしなければいけないし、
自分も君子であるよう、常に学びの心を保ちたいと思います。

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