伊賀上野のお菓子 其の2 忍者の携帯食 かた焼
その昔
伊賀の忍者が 屋根裏や床下にかくれ攻撃の機会を待つとき
かさが小さくかつ滋養にとむとして、「かた焼き」を携帯した。
当時の「かた焼き」に風味を増し 食べやすいよう製法に改良を加え
現代では老若男女を問わず愛好されている。
私も何度か土産として持っていったが
その名のとおり大変硬いので歯が丈夫でないと大変
(割るために小さな木槌を付けている商品もある)
当時伊賀の忍者は刀の鍔や基礎石などに打ちつけて割って食べたそうです。
口の中で軟らかくなるまで含んでいればとても美味しい。
現在市内には約30軒の和菓子屋さんがあります。