店主トリヤマジュンコです!
「百年の町なみ」でご紹介いただいた母が作るみがきにしん。
やわらかいのが身上です。
一般的なみがきにしんは甘露煮になっていて身がしまっています。
井筒屋のみがきにしんはやわらかいです。
これは下処理に手間をかけるので、
臭み消しのために味を濃くしなくても良いからです。
母が傍らにいて助言を受けながら作っても、中々母の味は出せません。
作り続けることだよと母は申します。
たっぷりのかつお出汁で煮るのも美味しさの秘訣だそうです。
薄味でも旨味があります。
母は根気のいる仕事が好きなようで、
豆などの乾物を使った料理も得意としています。
根気・・・大事ですね。