はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

空力性能の高いカーボンホイールへ ~ KUOTA KEBEL 2015仕様へ《2》~

2015-01-16 | 02 自転車パーツ

2015年のレベルアップにサーキットで気持ちよく走れる空力性能の高いホイールを考えていきたい。




カッコ良さを考えると、50mmや80mmのハイトなディープホイールが魅力だが、現実的にそれを乗りこなす脚がない。
 「本当に必要な一生モノ」
そう思うと、35mm前後のサイズが現実的。
候補として考えたのが。




■カンパニョーロ・ボーラウルトラ35
種別 チューブラー
リム高 35mm(前後)
フロントスポーク数 18本
リアスポーク数 21本
フロント重量 540g
リア重量 735g
トータル重量 1,275g
価格 387,450円

 リムハイト20mmのハイベロン、50mmのボーラという名作カーボンホイールを有するカンパニョーロがミドルクラスに投入した注目のホイール。
ウルトラ・バージョンには、驚くべき回転性能を誇るCULTベアリングが採用されており、スタンダード・ベアリングよりも9倍円滑に回転し、分速500回転で回した場合、47分以上も回転を続ける。
ボーラ・パフォーマンスの核となるテクノロジーに加えて、2013年ボーラ35に初めて採用された3Diamantトリートメント技術は、ブレーキ面の処理によって、カーボン・ホイールでありながら、どんな天候時でも、アルミ製ホイールに近いフィーリングのブレーキ性能を実現する。
脚にストレスのないペダリングフィール、優れた路面追従性、そして制動力と制御性の高いブレーキングなど性能バランスが秀逸。
誰が乗っても絶賛な万能ホイール。





■エンヴィ・スマートエンヴィシステム3.4
種別 チューブラー
フロントリム高 35mm
リアリム高 45mm
フロントスポーク数 20本
リアスポーク数 24本
フロント重量 558g
リア重量 722g
トータル重量 1,280g
価格 27,5625円

 ユタ州のオグデンを本拠地とするエンヴィ・コンポジットは、マウンテンバイクやロードバイク用カーボンホイールとコンポーネントの設計・製造を得意とするパーツブランド。
熱心なサイクリストとエンジニア達によって設立され、自転車業界で最も注目された製品の開発・設計を行っていた経歴を持つスタッフもいるという。
スマート・エンヴィ・システムは、フロントとリアそれぞれのホイールに求められる性能を追求した新しいカーボンエアロホイール。
フロントホイールとリアホイールは、フレームと組み合わされる中で全く異なった働きで相互に作用する。
そこでエンヴィが導き出した答えは、フロントとリアで高さや幅、形状といったプロファイルを専用設計とすること。
フロントホイールは変化しやすい横風の中でもコントールを保つよう最適化され、リアホイールは空気抵抗を最大限軽減されるよう、よりディープなプロファイルが設定される。
多様なデザインのフレームでテストされた結果、このスマート・エンヴィ・システムではフロント・リアホイールに独特の形状とディープ形状を合わせたものになっている。
スマート・エンヴィ・システムの開発者であるサイモン・スマート氏は、モータースポーツ業界で15年のエンジニアリング経験を持つ元F1空力エンジニア。
ジャイアントTrinity、スコット・プラズマ3 TTフレームのデザイナーとしてのキャリアを持ち、彼の開発したフレームを使用したチームは、プロツアーのタイムトライアルで多くの勝利を納めている。





■シマノ・WH-9000-C35-TU
種別 チューブラー
リム高 35mm(前後)
フロントスポーク数 16本
リアスポーク数 21本
フロント重量 647g
リア重量 715g
トータル重量 1,362g
価格 308,329円

 シマノのロード用コンポーネントシリーズの最高峰グレードであるデュラエース。
2013年にリヤスプロケットの歯数が11枚に進化したのにあわせて、ホイール群もリニューアル。
リムハイトは75~24mmまで4種類が用意され、35mmハイトのオールラウンドモデルがC35。
ネーミング通りのリムハイトは35mm。
重量が軽く、かつ空力性能も損なわれない高さなので、どんなシーンでも使いやすい性格をもったホイール。
スポーク本数はフロント16本、リヤ21本。リヤは11速のスプロケットを入れるためにおちょこ量が少なくなってしまう。
それによるホイール剛性低下を防ぐためにワイドフランジハブを採用し、それを抑えている。
あらゆる面で平均点を上回る走りを見せてくれる優等生的な万能ホイール。





■ジップ・303ファイヤクレスト
種別 チューブラー
リム高 45mm(前後)
フロントスポーク数 18本
リアスポーク数 24本
フロント重量 565g
リア重量 690g
トータル重量 1,255g
価格 295,000円

 パリ~ルーベやツール・デ・フランドルで先代が証明したその性能を、Firecrestテクノロジーとの融合によりアップグレード。
前モデルから好評の軽量性はそのままに剛性と耐久性を向上、これまで以上に速くタフでコントローラブルなホイールが完成。
平地、山岳を問わずすぐれたパフォーマンスを発揮し、普段から乗れる耐久性を実現したスーパーホイール。





■ヴィジョン・メトロン40
種別 チューブラー
リム高 40mm(前後)
フロントスポーク数 18本
リアスポーク数 21本
フロント重量 540g
リア重量 735g
トータル重量 1,320g
価格 227,000円

 VISIONは1995年の設立以来、エアロダイナミクスを追求したサイクリングパーツを生み出してきた。
開発にはCFD(計算流体力学)ソフトウェアを使用して900種類のリムをコンピュータ上でシミュレートし、その中から作成された100以上ものプロトタイプを実際のライディングや風洞実験でテストし、最も優れた形状が採用された。
強度を確保するためにブレーキトラック面とスポーク取り付け部には3Kカーボンを、サイドにはUDカーボンを使用し、必要な強度と剛性を確保しながら、軽量性も手に入れている。
ベアリングにはカートリッジ式セラミックベアリングを搭載し、回転性能にも妥協はない。
スポーク数を駆動側2、反駆動側1の割合にすることで、テンションバランスを最適化しパワー伝達効率を高めた。
高さ40mmのリムは、正面からの風だけでなくあらゆる角度からでも影響を受けにくく、強い風のなかでも安定した挙動で操作でき、ヒルクライムでも大きな武器となる。



 どれも魅力的なホイールである。
自転車雑誌のインプレをみても評価が高い。

これからのロードバイクライフを考えてみる。
 「普段からカーボンホイールを履きたい」
そう思うと、日常的に使用していけるだけの剛性と耐久性を重視したい。
一番候補は、シマノWH-9000-C35だが、どうもデザインがケベルとマッチしない。
次は、ZIPP303。
ただ、リム高が45mm。
自分の走力を考えると、心配になってしまう。
そう思いながら、数ヶ月が過ぎていった。  .................................   




欲しいものを考えている時が一番幸せな時間。

考えて、 考えて、 考え抜いた結果。




■ジップ・202
種別 チューブラー
リム高 32mm(前後)
フロントスポーク数 18本
リアスポーク数 24本
フロント重量 495g
リア重量 620g
トータル重量 1,115g
価格 295,000円

 数あるロードホイールのなかでも、通常使用が問題ないレベルとしては最軽量といえるZIPP202。
ただ軽いだけではなく、202はZIPPならではの超効果的なエアロダイナミクスで、32mmのリムハイトながら他メーカーの50mmエアロホイールを上回るエアロダイナミクス効果がある。



結局、「32mmのリム高で通常使用できるホイール」というキャッチフレーズに魅了されて、ジップ・202に決めた。

 さて、どこで購入していこうか。 


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