
2015年のレベルアップにサーキットで気持ちよく走れる空力性能の良いホイールを考えた結果”ZIPP202”の購入を決めた。



重田社長にZIPP202の2013モデルか、2014モデル希望の話を相談した。
探して頂けることになった。

毎回、困ったときに来店して、お願いばかりで申し訳ないが、嫌な顔せず笑顔で対応してくれるのがうれしい。




連絡を頂いて、重田自転車店へ取りに行った。

手元に届いたホイールは、1本ごとに箱に入っていた。


箱のサイドには「WH 202 TU」の表示。

中を開けてもホイールの姿は見えない。
さらにダンボールで梱包されていた。
以前にもホイールを購入したことがあるが、今回の梱包が一番丁寧だった。


念願の”ZIPP202”とのご対面。

低めのリム高には、軽量性、レスポンスの良さ、スムーズなハンドリング、横風からの影響が少ないことを期待してしまう。


■フロントホイール
持ち上げてみて「軽い」と、自然に言葉が出てしまった。

握ってみて、以前購入した24mmカーボンホイールリムよりしっかりした感触が手に伝わる。


リム表面は、ゴルフボールのようなディンプル形状。
高速走行時の空気の流れを、このディンプルでリム表面に小さな気流の渦を作ることによりコントロールしているという。
このディンプル形状のお陰で、32mmながら他メーカーの50mmホイールを上回るエアロダイナミクスがあるという。
ブレーキ面もキレイ。

しかし、ZIPPカーボンホイールの弱点と指摘されるのが、ブレーキ制動の弱さ。

見た目では判らないので、乗って試してみたい。

”Z”マークが刻印されている。
その下に“HAND MADE IN SPEEDWAY INDIANA”とある。
ZIPP社は USA インディアナポリスに本拠を構えていることが判る。
この刻印こそが、ホンモノのZIPPホイールの証。


ハブ廻りはシンプル。
センターにホワイトでロゴが表示されている。
表示があると、取り付けの際に左右が判って便利。
フロントのスポーク本数は18本。
ラジアル組み。
サピムのCX-RAYを使用。空気抵抗を軽減するために扁平形状になっている。

こんな部分もエアロ形状になっている。
フランジからはみ出すハブアクスルの空気抵抗を減らすための工夫されたデザイン。
細部にまでこだわって設計されているのが分かる。

内側は綺麗な仕上がり。
ホール穴もキレイ。

■リアホイール
フロント同様に「軽い」という感触が手から伝わってくる。

シマノ11段に対応するフリーボディは軽量なアルミ製。
付属のスペーサーを使用してシマノ10段も使用可能なので、11速にグレードアップしても対応できる。
リヤのスポーク本数は24本。
エアロスポークを使用し右側ラジアル、左側タンジェントとしている。

■重量測定
気になる重量を測定したみた。

測定のためにカバーを使用した。
カバーの重量は、10.0g。

■フロントホイール重量
フロントホイールの重量は、500.0g
カバー重量を差し引いて、490.0g
カタログ重量は495gだから、5g軽い。



■リアホイール重量
リアホイールの重量は、634.0g
カバー重量を差し引いて、624.0g
カタログ重量は、620gなので、4g重い。


前後で、


リム高が32mmもあってこの軽さは驚異的。
カタログ重量より、1g軽いのがうれしい。


カバーを見ると、”ZIPP”ロゴが表示されていたのが印象的だった。

付属品は、車の車検証入れのようなイメージを受けた。

■付属品
マニュアル、クイックレバー、専用ブレーキシュー、バルブ延長アダプター(中継ぎ式)、バルブ延長アダプター(かぶせ式)、バルブツール×2。
フロント用との違いは、リヤ用の長いシャフトと10段用スペーサーの有無。

ブレーキパットには、”Right”と”Left”表示がされている。
10速のDi2には、スペーサーは必需品。

夢だった”ZIPP202”。

このまま飾っておきたい所だが、早く乗ってみたい気持ちが勝る。
「自分レベルの者がZIPPホイールを履いて良いのか」と、自問自答の日々を送ってきた。

しかし、すべては50歳を過ぎた男の生きる力として“じこまん”の世界を貫きたい。

早くチューブラータイヤを履いてケベルに乗りたいと思う。











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