北関東３県４市の、高崎市、前橋市、水戸市、宇都宮市の市長が北関東の発展について話し合う「北関東中核都市連携会議」が２月に前橋市で開かれ、５月に４市を結ぶ総距離４００Ｋｍの自転車競技「ブルベ」を開催することになった。
■ランドネきたかん 北関東４００Ｋｍ“ブルベ”走行会 2015
・開催日 平成２７年５月２３日（土）１０：００～２４日（日）１３：００
・コース 北関東中核都市４市の持つ無限の可能性をイメージしたコース設定。
東回り：宇都宮→水戸→前橋→高崎→宇都宮
西回り：宇都宮→高崎→前橋→水戸→宇都宮
・時 間 １８～２７時間
・参加者 ３００人（東回り、西回り各１５０人）
・申し込み ２月２３日（月）からスポーツエントリーによる。
・条 件 ２０歳以上、３００Ｋｍ以上のサイクル経験があること、賠償責任保険金額５，０００万円以上の保険加入。
・参加費 無料
・主 催 北関東中核都市連携会議
申し込みを開始して数日で定員になった話題の人気大会。
大会当日に宇都宮へ向かった。
平成２７年５月２３日（土）午前８時頃。スタート会場である「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」に到着。
立派なゲートが迎えてくれた。
ゲート横の小道を進むと、少し小高い丘にメイン会場。
選手は最初に受付テントで受付を行う。
コースは「東回り」と、「西回り」があるが、両コースとも同じ道路を走る。
受付には「西」と「東」表示。
参加費は無料。でも、参加者全員に蛍光ベストが配布された。
コースによって色が違う。
「東回りコース」は、写真のイエロー。
「西回りコース」は、グリーンで背中の文字は同じだった。
受付テント隣には、手荷物預かり所。
会場内を探索した。
４市から出店された特色あるブースが魅力的。
前橋市はやっぱり豚肉料理で“ころとん”。
高崎市からは、市内で唯一の「道の駅 くらぶち小栗の里」が出店。
あんこと味噌のおまんじゅうを蒸していた。
アツアツの出来立てのおまんじゅうは、とっても美味しかった。
一番奥のテントは「観光ＰＲ・抽選会場」が設置されていた。
４市の観光地の紹介やパンフの配布、そしてアンケートに答えると抽選機によって素敵な商品がもらえる。
会場の敷地の半分を占めていたのが「フリーマーケット」。
多くの人で賑わっていた。
今日は５月とは思えない真夏日。
選手は日影になるテント内で休憩していた。
チームハルヒルからは、金Ｚくんが代表して出場。
参加資格の３００ｋｍ以上のサイクリング経験と、４００Ｋｍを走り抜く自信があるメンバーは少ない。
金Ｚくんは事前に手動式回転マップを作成してきた。
夜間でもコマ図が見えるようにライトを付けて工夫したという。
荷物はリックサックでは無く、走りやすようにサドル後方にバッグを付けた。
いろいろな工夫に感心してしまう。
バイクラックには出場選手のロードバイク。
参加選手の“４００Ｋｍブルベ”用に工夫したロードバイクを拝見したい。
ハンドル先に大きなボードにコマ図。
見やすいように蛍光ペンで印がされている。
金Ｚくんのように手動式回転コマ図。
カラーで独自に作成したコマ図のようだ。
カラーのコマ図にＳＯＮＹのナビが装備されている。
こちらはハンドル下にＡ３サイズのコマ図。
木製なのが素晴らしい。
ブレーキワイヤーを利用してカラーコマ図を取り付けている。
スッキリしている。
みなさんの“ブルベ”用に工夫されたロードバイクに感心してしまう。
“ブルベ”は事前のロードバイクの工夫から始まっているようだ。
Ａ木隊長とＴ木さんの３人で、チームハルヒル代表の金Ｚくんの応援に駆けつけた。
大会ステージ脇の来賓テント前では、４市の市長、副市長とゲストのみなさんで記者やＴＶ局に囲まれていた。
撮影していたＴＶ番組は、とちぎテレビの「新感覚ロードバイク番組 Ride ON!」。
４市からゆるきゃら達が集まった。
高崎市からは“たか丸くん”。
午前９時過ぎ。オープニングセレモニーが開催された。
選手のみなさんは、ステージ前に集まってきた。
ＭＣは、宇都宮ブリッツェンフェアリーの方。
ステージ裾には、４市のゆるきゃらたちが勢揃い。
左から、
水戸市マスコットキャラクター「みとちゃん」納豆をイメージしたかぶり物と梅の髪飾りをつけ，水戸黄門さまでおなじみの衣装，印籠を持っていて、水戸の特徴がぎゅっと詰まったキャラクター。
ＴＯＮＴＯＮのまち前橋キャラクター「ころとん」豚肉料理が名物の群馬県前橋市。「ＴＯＮＴＯＮのまち前橋」のキャラクターとして生まれた「ころとん」。まん丸の身体と赤いほっぺが特徴でころころと太った可愛らしい仔豚をイメージした血色の良い健康優良児。
高崎だるまキャラクター「たか丸くん」別名「福だるま」「縁起だるば」と呼ばれ、２００年以上前から造られている高崎だるまのキャラクター。
宇都宮市のマスコットキャラクター「ミヤリー」ミヤリーは宇都宮市の花「さつき」の妖精で、宇都宮市特別ＰＲ担当。大好きな「宇都宮餃子」を毎日モリモリ食べて、宇都宮のＰＲ活動がんばリンゴ(・▽・)-☆
ステージには、水戸市長、前橋市長、高崎市副市長、宇都宮市長がスピーチを述べた。
開催地の宇都宮市長が「北関東の良さを伝えるこのコースを走り抜きましょう」と選手に激励した。
次にゲストライダーの紹介。
順次、ステージ上でプロロードレースチームの方々が紹介されていった。
自転車愛好家 お笑い芸人”安田大サーカス・団長安田”さんは、テンション高いスピーチで会場を沸かせた。
さすが、お笑い芸人。
４市の市長、副市長がたすきを持ってステージに上がった。
そして、ゲストライダーに”４００Kｍブロべ”のたすきを渡した。
ゲストライダーは１００Ｋｍずつ走り、このたすきを繋げるという。
ステージ上では、全員で記念写真。
最後に、安田大サーカス・団長安田さんが「譲り合い、安全に走ろう」と宣誓した。
参加選手はそれに応えて手を挙げた。
会場がひとつになって盛り上がった。
オープニングセレモニーも無事終わり、スタートを待つだけとなった。
“ブルベ”のスタートとは思えない華やかなオープニングセレモニーが素晴らしい。
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■北関東４００ｋｍブルベ走行会《スタート編》
■北関東４００Ｋｍブルベ走行会《ニュース》
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