(参照:第3回ヒルクライム佐久2017選手配布資料より)
待望のNEWマシン「YONEX カーボネックス」で、9月10日(日)に開催された「第3回佐久ヒルクライム2017」に参戦した。
スタート待ち時間でお知り合いになった「GOKISO」チームのみなさん。
お礼を申し上げるべく、下山後会場内のブースへ。
みなさん、歓迎してくれた。
お話をしていると、夢のGOKISOホイールの試乗が出来るという。
“山の神“こと、森本誠さんは、GOKISOの社員。
GOKISOのホイールに、YONEXのフレームで仕上げている。
「国産のYONEXなら、国産のGOKISOでしょう」という事になり、試乗させていただくことになった。
手際よいスタッフの作業で、ZIPP202ホイールがGOKISOホイールへ変わっていく。
GOKISOホイール仕様のYONEX カーボネックス が完成。
「カッコイイ~」。
いよいよ、試乗へ。
試乗をするに当たって、思い出した事がある。
それは、NHKBS1「チャリダー★坂バカ女子部」所属の“おおやようこさん”のフェイスブックでのGOKISOホイールインプレ。
そのインプレがこちら、
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(参照:おおやようこさんの、2017.8.8 Facebook投稿より)
GOKISOの衝撃について(長文です!)
日曜のニセコHANAZONOヒルクライムですが、当日なんと【GOKISO GD2クライマーホイール】をお借りすることができ、そのまま参戦させていただきました。
普段のレース時はEASTONのEC90SLXを使用しているのでこちらとの比較になります。
まずは皆さんが気にされる重量ですが、EASTONが1200g弱、GOKISOは約600gup。
外して持ってみると、重さの違いはわかります。
大丈夫かな?果たして私がGOKISOを使いこなせるのか…。
重さが不利になるだけなのでは?と不安がよぎります。
お借りして試しに平地を乗り出すと、すーっ…と進み、回転が止まりません。
交差点手前でブレーキかけ始めてるのにハブが減速せずに回っている感じ。
うわー、噂には聞いていたけどこれかっ!!!
朝から笑みが止まりません(*´-`)
でも、いつもより重くなった訳だし、坂になったら辛いのでは?と、大会コースへ。
緩いのぼりは変わらずするするーっと進みます。
コース前半の緩いアップダウンは最高!
のぼりはトルクをかけた分をしっかり受け止めて滑らかに進み、下りは位置エネルギーを余すところなく使ってハブが回ります。
脚は使っていないのに前日インナーに落としたところも余裕のアウターでクリア。
試し乗りが楽しすぎて、40分後にブースに戻りました(^^;)
(参照:サイクリスト 大会ゲスト・大宅陽子さんがリポートより Photo: Yasuyuki SHIMANUKI)
ワクワクが止まらず、そのままお借りしてレーススタート。
コースレイアウトは全長16km、平均勾配4.6%。
前半は緩やかなアップダウン、中盤から上り基調、残り2kmあたりは勾配が上がる九十九坂があります。
前日の試走では中盤までしか走っていませんでした。
前半はGOKISOホイール向き?のコース。
EASTONなら脚を回さないと追い付かない下りもGOKISOさんが転がってくれるので、脚を削らずに進めます。
余裕があるので冷静に集団を見て位置取りができました。
中盤の上り基調は、ひたすら淡々とのぼります。
いつもならぐっ、ぐっ、と踏み込みの度に速度に波が出るのですが、ホイールが力を受け止め滑らかに回るので、いつもより脚が止まらず波があまり出ません。
その分、上半身で押し込む動きが小さくなり肩周りがいつもより楽でした。
(参照:サイクリスト 大会ゲスト・大宅陽子さんがリポートより Photo: Shu KATO)
そして、九十九坂へ。
ダンシングも織りまぜます。
そこで、気づきます。
このホイール、ダンシング楽ーーーーー!!!
いつもは速度の波を減らすべく体幹で支えちょうどいいギヤを探すのに苦労するのですが、波が出ない、
つまりちゃんとトルクがかかりハブに伝わっているからなのか、上半身のブレが少なくすいすい進みます。
インナーながらギヤを残し、ラストの緩いのぼりへ。
転がるー!!!
余力をかけると伸び良く進んでくれます。
GOKISOの恩恵を全身に感じながらゴール。
借りてよかったー!!!
タイムは42分28秒。
Ave22.60km/hでした。
(参照:おおやようこさんのFacebook投稿より)
借りてよかった!
借りたから2位になれた!!
これは間違いないです。
そして、思ったこと。
今回の勾配はバッチリはまったけれど、普段のヒルクライムは勾配5~10%が多いんだよな、それくらいはどうなのかな…。
帰宅しあらためてコースレイアウトを確認したところ、「最大勾配12%」「数百mの7%越えの区間が数ヶ所」
えっ、そんなに勾配あったの!?
ギヤ余ったんだけど…(゜ロ゜)
ということで、残る疑問も解決しました。GOKISOホイールは素晴らしいホイールでした!!
(参照:おおやようこさんのFacebook投稿より)
追記。
一緒に走ったことのある方はご存知ですが、私は下りが苦手です。
大抵一番最後です。
しかし、GOKISOは進むのに安定感があり、下山も楽々でした。
あんなにリラックスして下山したのは初めてかも。
すごい経験をさせていただきました(*´ェ`*)
久しぶりのカルチャーショック、感動体験でした!
GOKISOさん、ありがとうございました!
そして、長文を読んでくださった方(いるのかな?笑)ありがとうございました(^ー^)
(参照:おおやようこさんのFacebook投稿より)
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自分が高価なGOKISOホイールを試乗しようと思ったのも、この記事を読んだから。
高価で敷居が高いと思っていたGOKISOホイールが身近に感じるようになった。
“おおやさん”のインプレが背中を押してくれた。
大会会場の佐久合同庁舎周辺の農道へ。
走り出しは少し重いと感じたが、走り出してしまうと静かで滑らか。
“おおやさん”のインプレどおりに「すーっ…と進み、回転が止まらない」。
平地だけの試乗だったが「坂道はどうなんだろう」とも思ってしまった。
今回お借りしたのは「クライマーハブ」のホイール。
レッドなカラーもインパクトがあり、物欲が沸いて所有したい気持ちが高まっていく。
気持ちだけだが、“山の神“森本さんに近づいた気にさせて頂いた。
いつかは「オールジャパン」のロードバイクに。
(参照:GOKISOパンフレットより)
そもそも「GOKISO」がわからない。
頂いたパンフレットやホームページなどから「GOKISO」について学習したい。
(参照:CYCLE SPORTS 2015.2月号「10年モノの逸品に出合う」より)
GOKISOは超精密工作機械メーカーであり、超精密金属切削加工、航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける 株式会社近藤機械製作所から生まれた自転車製品ブランドです。
自社の設計ノウハウ、加工技術を活かし、独自の哲学を持ったものづくりから「本当に良いもの」を世に提案し、サイクリスト達に革命が起こせないか、そんな思いから2010年1月に立ち上がりました。
GOKISOの名は、愛知県名古屋市の御器所町にある御器所八幡宮に由来し、また御器所町は当社の社長、専務の出生の地でもあります。
一般市場向け製品を世に送り出す、この機を当社の新たな再出発の意を込めて『GOKISO』としました。
株式会社近藤機械製作所は航空機部品の製造も手掛けていますが、工場自体は航空宇宙品質管理規格JISQ9100認証を取得しています。
この工場でGOKISOの製品も生産され、部品一つ一つに行き届いた品質管理が為されており、設計、生産、品質管理、全てにこだわり抜き、ものづくりの本来あるべき形を現代に提案する、それが『GOKISO』の哲学です。
(参照:GOKISOパンフレットより)
GOKISOハブは、「究極の回転部」と呼ばれている機材。
自転車乗りなら「GOKISOホイールは、別の世界を見せてくれるのでは?」と期待してしまう。
(参照:GOKISOホームページより)
GOKISOは、ホイールの種類などで組み合わせが出来る。
紹介するホイールは最新のモノ。
■GOKISO GD2
フライホイール効果を応用し、GOKISO独自の理論で転がり性能をさらに高めた精密ホイールが「GOKISO GD2(ジ ーディースクエア)」と新たな名を冠して新登場。
GOKISO独自設計の24mm、38mm、50mmをラインナップ。
・カーボンクリンチャー
このホイールにハブを組み合わせたのが次の”3つ”。
(参照:GOKISOホームページより)
■GOKISO GD2ホイール(GOKISOハブ)
軽く力を加えるだけで、ホイールがいつまでも回り続けることにきっと驚かれると思います。
GOKISOのエンジニアが、材質や構造、形状などハブの可能性をゼロから追究。
回転のスムーズさに極限までこだわり、数々の画期的なアイデアを惜しみなく投入した結果、耐荷重100kg、最高速303km/hに耐え得る回転性能を得ることに成功しました。
また、ショックアブソーバー機構が驚くべく滑らかな理想の走りを実現し、まるで、空の上を走っているような軽快さです。
・リム:F/R=24mm、F/R=38mm、F/R=50mm
・フルカーボンクリンチャー
・ オールラウンドモデル
・ハブ10年間無償修理保証
・価格:386,000円(税抜)
(参照:GOKISOホームページより)
■GOKISO GD2クライマーホイール(GOKISOクライマーハブ)
GOKISOのフラッグシップモデル「スーパークライマー」と同じ構造を持ち、ハブボディにA7075T73を採用した「クライマー」。
GOKISOハブの特徴でもある弾性体衝撃吸収構造をハブ内部のスリーブ構造から外側のボディーに移行し、ベアリングにかかる衝撃を片側12本のフィンガーが吸収します。
球面ナット&ワッシャーはそのままに、軽量でありながら高負荷、高トルク領域で威力を発揮できるようにベアリングのサイズや配列もこのモデル専用設計とし、ベアリングの大径化とシングルベアリング化を行いました。
この結果、ヒルクライムや、タイムトライアル、ラストのスプリントでの抜群の推進力を発揮します。
・リム:F/R=24mm、F/R=38mm、F/R=50mm
・フルカーボンクリンチャー
・GOKISO最軽量ヒルクライムモデル
・ハブ7年間無償修理保証
・価格:436,000円(税抜)
(参照:GOKISOホームページより)
■GOKISO GD2スーパークライマーホイール(GOKISOスーパークライマーハブ)
スーパークライマーモデルにはチタンシャフトとセラミックベアリングを採用。
ハブの保証年数は29年。保証期間中リムは3回まで交換可能。
チタンシャフトとセラミックベアリングを組み合わせることにより、転がり性能を向上させる他、ベアリングに対する数々のトラブル、特に電気的なスパークによる腐食や、水分混入による潤滑不良等を軽減することができます。
29年の保証期間内はもちろんの事、過酷な条件下でも安心してご使用いただける仕様となっております。
・リム:F/R=24mm、F/R=38mm、F/R=50mm
・フルカーボンクリンチャー
・GOKISOハイエンドモデル
・ハブ29年間無償修理保証、リム3回まで無償交換
・価格:960,000円(税抜)
本当の ”一生モノ” とは、「GOKISO」のホイールの事だと思う。
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