数人で世界遺産巡りをしている。
4年前の7月には、世界遺産の屋久島に行った。
今回は、世界遺産の北海道知床に行って来た。
知床は、2005年7月14日に南アフリカ共和国 ダーバンで行われた第29回ユネスコ世界遺産委員会で2005年7月17日正式に世界遺産に登録された場所。
高崎市にある高速バスのターミナル「パーキング日高」で午前3時10分発の高速バスに乗車し、羽田空港へ。
7時55分発のJALの飛行機で、女満別空港へ向かった。
レンタカーを借りて、斜里町へ。
ここで世界遺産クルージングの船にのる。
事前に予約しておいた、FOX号で行く知床クルーザー観光船TM というお店に向かう。
予約は、ヒグマウォッチングのルシャ・コース(2時間)にした。
FOX号受付に行くと大勢の人が待っている。
聞くと、今回のクルーズは満席という。
思ったより人気が高い。
お店の人は「本日のクルーズはすべてヒグマを見ることが出来た」という。パンフレットにも強気に、見れなかったら残念賞の記念品をくれるという。
しかし、運の悪さでは定評のある自分が乗るので、見れない確率が上がった気がした。
お店の看板犬が見送りしてくれる。
しかし、少し元気なく寂しそうな看板犬。
関係ないがお店の前の岩がゴジラに似ているので、地元の方は「ゴジラ岩」と呼んでいる。
順番に乗船。
予約順に好きな場所が選べる。
予約が真ん中位だったので、操縦席より前の甲板になった。
ここってとても寒そう。
群馬の館林市辺りで、記録的な猛暑というニュースが嘘のように思える。
予定どおりに、出航。
知床半島はこうして船から見ると、切り立っているのが良くわかる。
甲板の上は寒いので、防寒着をひざ掛けにしながら救命胴衣を着た。
岩の間に海鳥が巣をつくる。
ここにつくれば外敵から襲われない。
フレベの滝が登場。
高さ100mの断崖の割れ目から静かに流れ落ちる様子から「乙女の涙」とも呼ばれている。
象岩が出現。
象の鼻を思わせる形状の岩が海に突き出している。
岩肌の風合いも象の皮膚のように見えてくる奇岩。
カムイワッカの滝が出現。
本当は時間があれば車で行き、天然の露天風呂に入りたかったが今回は時間の都合で断念した。以前、車でカムイワッカの天然の露天風呂となる滝壺手前まで行った事がある。
硫黄分を多く含んだ水がオホーツク海に流れ落ちる豪快さと、コバルトブルーの海との対比が美しい。
滝が落ちた場所は硫黄の成分で海の色が変わっている。
これから、ヒグマのウオッチングスポットへ。
写真のようなヒグマが果たして見ることが出来るのか。
~ヒグマに遭遇!《その2》~へ続く。
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