はじめの一歩から。

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上毛三山チャレンジ重田CC《前編》 ~ 群馬のローディなら、上毛三山を制覇したい!~

2014-06-21 | 06 重田サイクルクラブ

 こんな事を聞いたことがある。
「群馬の自転車乗りなら、一度は、”上毛三山”を1日で制覇したい」




上毛三山 (じょうもうさんざん)
そもそも群馬県民には馴染み深いが、県外の方に説明したい。
上毛三山とは、群馬県内にある「赤城山」、「榛名山」、「妙義山」の三つの山を総称した名称である。
市街地からでも山並みがよく見えることもあり、群馬県民にはとても親しまれている。
「上毛」とは「上毛野」の略で、群馬県の旧国名上野国を指している。
群馬県内の小学校では、運動会の組分けを、この上毛三山の名前を用いて「赤城団」「榛名団」「妙義団」の3組としている学校が多い。
群馬県の郷土かるたである「上毛かるた」にも、これらの山について詠まれた歌がある。
上毛かるた大会では、団体戦に限り「す:赤城山」「も:妙義山」「の:榛名山」は役札となり、全部取ると10点が加算される。
自分も上毛かるた審判員資格を有している。




重田サイクルクラブのチームジャージ。
このジャージには、群馬県のサイクルクラブらしく”上毛三山”への思いが込められている。




クラブのジャージの背中には、上毛三山ツアーが示されている。
上毛レーシングのロゴの山々も、上毛三山。
このジャージを着ている以上、上毛三山を制覇したいと思っていた。




 チャンスが訪れた。
重田サイクルクラブで「チャレンジ上毛三山」イベントを開催してくれた。
1人では完走できる自信が無かったので、このチャンスを生かしたい。




 6月15日(日)
午前6時に重田自転車店集合。
集合時間の午前6時少し前なのに、全員の方が集まっていた。
最後に到着したのが自分だった。
Am5:58




参加者は、11名。
速い方ばかりだが、完走を目標にマイペースで走っていきたい。
Am6:03




午前6時過ぎにスタート。

 簡単にコース紹介
重田自転車店を出発して、前橋市へ。
旧大胡町付近から赤城旧道を目指す。
赤城山は旧道を上る。
赤城山制覇後は、赤城山ヒルクライムコースを下山し、赤城大鳥居を右折。
そのまま進んで、渋川市の大正橋へ。
このコースで一番辛い、伊香保までの坂を上る。
伊香保から榛名山を目指す。
榛名山を制覇し、ハルヒルコースを下山。
高崎市榛名支所付近のコンビニで休憩し、安中榛名駅経由の道の駅みょうぎへ。
上毛三山の最後の妙義山を制覇。
安中市磯部方面から、重田自転車店に帰ってきて終了となる。
約180Kmのコース。
累計標高差 約3,600m
注目したいのが「基本的に同じ道は走らない」方針という。

Am6:05




利根川に架かる横手大橋を渡って、前橋市内へ。
Am6:21




走っていると、目の前には赤城山が見えてきた。
遠くに大きく聳え立つ赤城山を見ると、まだまだ、先は長い。
Am6:48




道路標識に“赤城山”の表示が出てきた。
 雲ひとつ無い絶好の天候に恵まれたが、この時期にしては暑い。
こまめな水分補給が必要。
Am7:15




 コンビニで小休止。
お店の前には、救急車。 
訳も分からず駐車場へいくと、目の前で数台の車が衝突したまま。
非現実な光景に唖然とした。
Am7:17




邪魔にならない場所で小休止。
少し休んで出発した。
Am7:28




県道16号線を北へ向かった。
ぐんまフラワーパークを越えると、右手に松林が続いた。
Am7:40




直進すると赤城神社。
 右折して、旧道で赤城山を目指す。
Am7:52




右手に行くと滝沢温泉、少し先の左手には忠治温泉。
この辺から気が付くとA木くんと単独走行になっていた。
でも、後ろにはパンク修理をしている方々がまだいる。
Am8:06




林道のような細く曲りくねった道を走っていく。
左手の看板には赤城温泉の案内が現れた。
Am8:19




Y字路で小休止。
気温は15℃。
朝も早く、標高も高いので涼しくて走りやすい。
Am8:21




途中でパンク修理を終えた方々が追いついてきた。
会話を交わす間もなく、抜かれてしまった。
スピードが違うのを実感した。
Am8:33




旧道は別名サンシャイン峠と呼ばれていて、景色が良いと聞いていた。
途中に展望台があった。
遅いメンバーがこんな所で休憩していたら、先頭の方を沢山待たせてしまうと思いながら、寄ってしまった。
Am8:48




螺旋階段を登って展望台から見下ろすと、目の前に絶景。
夜来たら夜景がとっても綺麗だと思う。
よく見ると、右上に富士山。




群馬県の赤城山から、富士山がこんなにきれいに大きく見えるとは信じられなかった。
「今日はツイテル、完走できる」と、根拠の無い自信がついた。




展望台休憩隊のメンバー。
中央のチームOKIのE本さんは、前日、榛名湖畔で7月に開催される榛名湖トライアスロンの練習を行ったという鉄人。
でも、その疲れが残っているようだった。
Am8:57




この旧道にはカーブごとに番号看板が付けられていた。
ゴールするには、90番位まで頑張らなければならない。
ペースが落ちて数の進みが悪いと、気持ちも落ち込む。
Am9:19




番号看板や山の形状からして、そろそろ頂上に到着する。
木々のトンネルを抜けて、日差しの眩しいストレートをスピードを上げた。
Am9:27




重田サイクルクラブジャージが見えた。
やっと、みなさんが待っている場所に着いた。
Am9:29




しばし休憩。




 時刻は、9時30分頃。
まだまだ元気で楽しい会話が広がっている。




もう、上りは少ないのかと思っていたら、長い上り坂。
結構きつい。
Am9:40




チームOKIのE本さんの後ろにつかせて頂いて、なんとか乗り切った。
頂上右手には、小沼。
Am9:48




下っていき、大沼を右手に見ながら進んでいった。
駐車場はバスや自動車で一杯。
不思議と混雑していた。
Am10:00




赤城山ヒルクライムコースの試走の時に寄る赤城観光案内所で小休止。
先の事を考え、ソフトクリームは控えた。
Am10:03




赤城山を制覇したので、次は榛名山を目指し出発した。
Am10:10




右手の白樺牧場にはツツジが満開だった。
混雑の原因は白樺牧場の満開のツツジを見に来た方らしい。
Am10:12




駐車場待ちの渋滞する自動車に気をつけながら下山した。
Am10:13




安全速度を保ちながら、赤城大鳥居に到着。
Am10:37




みなさんが待っていてくれた。
 ここを右折して、渋川市へ。
Am10:39




県道34号線、渋川大胡線を進む。
思ったよりアップダウンのある道。
Am10:48




渋川市に入り、利根川に架かる大正橋を渡る。
この橋を渡って右側のコンビニで休憩。
Am11:06




経験者は、この先の伊香保までの坂が難所という。
 お腹に負担にならないようにエネルギー補給して、体調を整えた。
Am11:10




コンビニを出発。
遠くに榛名山が見えてきた。
Am11:33

 まだまだ遠い榛名山を制覇すことだけを考えて、走っていこうと思う。 



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