ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

台風12号 その後

2011年09月08日 | その他
台風12号がもたらした大雨は、わが町紀宝町にも多大な被害をもたらした。

台風が西にそれて、四国方面に向かったので徳島のメル友は大丈夫かしらと思いつつ就寝。4日の深夜3時、今までに経験したこともないような凄まじい雷の音で目が覚めた。
ビースケ&チャコはと見に行くと恐さに震え上がっている。

で、一階に下りて寝ることにする。
ビーたちも犬部屋の壁際から離して中の方に移動。

それでも落着かないので、結局母が寝ていた部屋に移し2ワンと一人で寝ることになった。

翌朝は雨は止んでいた。
安心して2ワンを庭に出す。
8月30日以来殆ど室内犬をしていたので、久しぶりの庭犬にヤレヤレと・・・。

電話は不通なので、町内の友人宅が浸水の被害を受けているのをお見舞いする。
午後には自衛隊の救援活動が始まった。

翌日、TVで凄い被害と報道されている那智勝浦町の友人が気になり訪ねてみる。
勝浦の友人は無事だったので一安心。

ところが、和歌山県との境の熊野川が堤防を乗り越えて大洪水になって、思いもよらない広範囲に被害が及んでいるのを知る。

親戚や友人、知人も天井までの浸水被害と・・・。



4日の虹。
安堵したのも束の間、次々に被害状況が判明。
町の人口の約半分に避難勧告が出ていたのも後で知った。

固定電話も携帯も全く通じない上に、あちこちで道路が崩落したり浸水したままなので、役場も被害の把握に時間がかかった。

熊野川の近くの高台にある特別養護老人ホームも孤立。
その奥にある浅里地区の住民の方々が、6日にやっと自衛隊のヘリで救出された。

この地区は「日本の里」百選にも選ばれている長閑なところ。
ここ「飛雪の滝キャンプ場」は春や秋は花見やBBQで何度も訪れたし、夏は3回ほどキャンプもしたが、しばらくは様子を見に行くことも出来ない。

その上に町の浄水場があるので、機材の搬入も工事の人も入れない。
先ず、道の復旧工事が進まないと断水は1ヶ月くらい続くだろうとのこと。

近くのスーパーは一日だけ停電で閉まっていたが、翌日より営業。
コンビにはどこもずっと開いていた。

一時、水が全く売り切れだったが今は出回っている。

我家は、7日の午後やっとNTTも復旧。
各地よりお見舞いの電話を頂く。有り難い。

今日は、備蓄していたペットボトルの水もなくなったので自衛隊の給水車を利用。
その場で菓子パンももらった。

帰って見ると民生員の方が訪ねてきてくれた。
町からの支給とのことで、水三本と菓子パン5個を持って来てくれた。

一人暮らしの高齢者ということになり、何か急に被災者の気分になる。







コメント (6)
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