最近お客さんがバイクのエンジンが掛からないと言う事で来店してきました。
色々チェックしてみて最終的にシリンダーの圧縮を測ると4気筒のうち一本だけまるで圧縮が無いことが判明
エンジン腰上オーバーホールをすることにしました。
エンジンを開けてピストンをチェック、大きな磨耗なしバルブを外してチェックしてみると・・・
なんか高さが違うww
インテークバルブが一本だけ強烈に磨耗してました
右が新品バルブ左が磨耗したバルブです。
一番下の平たいところから少し斜めにカットされている所がバルブの当たり面です、そこが磨耗しています。
これじゃ圧縮漏れします
このお客さんは個人売買でもと族車仕様の車両をノーマルに戻してもらって譲ってもらったそうです。
が、色々な年式の部品が混ざったバイクで走行距離もあやしいです。
もちろんこのお客さんは普通に乗っていましたが!
問題はその前のオーナーだと思います。
最近の若い子はファッションのように無駄に空ぶかし(コールですね)するのが多い
おそらく原因は無駄な空ぶかしだと思います。
さすがに4気筒あるうちの一本だけってのはおかしすぎます。
普通に乗っていたら全体の部品が均等に減るはずです。
エンジンに一番良くないことは無駄な空ぶかしです。
正直流行みたいに空ぶかしするのをやめてもらいたいものです。
やれやれ