昨夜、食事が終って片付けをしていた時…
「母さん、父さんが何かしてるよ」
「何だか跳ねてるよ」
「ん~?ふざけてるんじゃないの?」
違う部屋にいた夫を見てみると
なるほど、跳ねています…
…???
「虫でも入ったんじゃないの?」
「そうかな~」
何となく、遠くから見ていたら
す~っと飛ぶ黒い影!
「こうもりかな~」
ふたりで恐る恐る近づいてみると
バタバタッと飛ぶ…
そうそれは、小さな鳥でした!
「すずめ?」
「違うな~」
「何だろう?」
やっと捕まえ、夫の手の中に見えた
かわいいクリッとした目
「メジロかな?」
「うぐいすかな?」
かわいそうなので逃がしてあげましょう…
外に連れて行って夫の手のひらに乗せ
飛び立つのを待っていたのですが…
外は真っ暗闇…
鳥目と言うのだから
暗闇では飛ぶことが出来ないようです…
かわいそうだけど
今晩はお泊りね…
息子はとても嬉しそう
ずっと、そばから離れません
でも、明るいとばたばた暴れて
羽を傷つけてしまうので
明かりを消して…
おやすみなさい…
今朝…
小さな鳥は
夫の手のひらから飛び立っていきました…
迷子の小鳥は
ちゃんとお家に帰れたでしょうか?
息子はちょっと寂しそうです…