
(高田郁著)
★★★★(ベアの満足度)
みをつくし料理帖シリーズ7作目。
身分違いの想い人と添えるようにと
周りの方の尽力があり、
料理人を辞め、武家修行に行くことが決まった澪。
前作最後に自分の心星は1つと気づいたので
その後が気になっていた。
料理人に戻るには...想い人の計らいが何より粋であった。
そして、想い人は...
そんな気がかりのせいなのか、
澪の嗅覚に問題が生じた。
一難さってまた一難。
なんとかしたい!という思いは、
周りの協力もあれば、なんとかなるものだ。
解決策というのは、必ずあると
この小説は言っている。
それにしても、あまりなラスト。
それでも、
つる家の料理はいつでも美味しく
皆を喜ばせているのが、救いである。