(大崎梢著)
★★★★(ベアの満足度)
出版社営業 井辻智紀の業務日誌第ニ弾!
このシリーズ大好きなんだけど、
これで今出ているものはすべて読み切った!
あとは、次作を待つばかり。
その日のために、ネタバレしない程度に
この本の内容に触れておくことにする。
取次会社で「売れない本をちまちま作ってんじゃねーよ」と言われたり、
作家さんの書店まわりで、会いたがる同級生と本の内容の謎、
地方の書店でのトラブル、倒産した出版社、
受賞にまつわり飛び交ううわさ話、
書店員さんからもらった本の紹介コメントになぞなぞがついてきた。
こんなヒントで
後々私はこの本の内容を思い出せるだろうか。
前作の本屋さんの平台の場所取りの話に刺激され、
平台をよーく観察してみた。
夏休みに向けて、激戦となる文庫本の平台。
集英社文庫は、ラック型のオリジナルの並べ方だった。
なるほど、横にならべるから、場所を取る。
平台の上の空間が空いているというのは、アイデア賞もの。
このシリーズを読むとそれでなくても長い
書店の滞在時間がどんどん長くなる。
もう書店で働くしかないか~(いつか、きっと)